私をデザインする私生活

日々の生活で見るもの聞くもの五感を使って感じるものが私を形成していきます。その日常生活で感じたことを公開します。

建て方

2007年08月28日 23時43分27秒 | 日常
今日は横浜の建て方(骨組みの組み上げ)を見てきました。
この瞬間が何もないところから、建ち上がっていく建築の醍醐味のところです。
2階に上がって視界が予想通りか確認出来ますし、興奮しますよ。(ある意味変態です・・・?。)
現在はプレカットといって工場で加工してきたものを現場で組み立てるものが多くなってきたので、
本当に建ち上がるのが早いです。
ただこの暑い季節は職人さんも非常に大変で、汗だくになって作業をしていました。
おじいさんの職人から、イケメン職人まで、みんなでつくっていく感じで、良い現場でした。
まだまだ長いですが、頑張ってください。
明日は難しい部分の加工が残っています(私のデザインのために複雑になっています(笑)。)

暑い!!!!!

2007年08月11日 19時13分18秒 | 日常
いや~、暑いですね!
以前デザインした店舗のお客さんから電話で、空調が冷えない、と電話がありました。
で、見に行くと今は涼しいみたいなのでわからなかったのですが、おそらくこの2日ほどの猛暑のせいだと思います。

アル・ゴアではないですが、ここ近年異常に暑いですよね。
いままでのように設計していると難しくて、以前も書いたように断熱材も重要ですが、
ここまでくると屋根自体に工夫が必要になってきます。
屋上緑化も効果はあるのですが、水をやったり大変ですし、構造に負荷をかけます。
そこで最近重宝しているのが遮熱塗料です。
既存のものに使えますし、塗料なので軽く負担がない。
これはNASAで開発されたもので、2~5度ぐらい下がります。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、かなり体感は違います。
もちろん最初の計画段階で、通気層やらで工夫をしますが、最終手段にはいいですよ。

しかし、暑い!

車<空間>

2007年08月05日 14時48分23秒 | 日常
昨日は車を5時間ぐらい運転していたのですが、この移動空間ってすごい現象ですね。
運転手と同乗者はちがいますが、この移動する空間って人間の空間認識に影響を与えると思います。

それは最近の車が居住性を高めているので、よりいっそうはっきりするのですが、
リビングのソファーと変わらないのに、どこでもドアで移動したかのごとく別の場所へ行ける。
意のままで移動出来るのです。こんな感覚が日常化すると、家のリビングとは何か?を考えざるおえません。

そうすると固定された家においてリビングとは、
人を待っておもてなしする茶道の感覚が、車に負けない空間へと昇華するひとつの方法ではないでしょうか。
「待つ」という感覚。それは風、光、人を私は動きませんよと迎え入れる感覚。
外部に対しての自己主張より、外部を取り入れる姿勢のある住宅。
これがこれからいっそう重要な部分となるのではないでしょうか。

それはデザインの細部にも現れてくると思います。
プロダクト、インテリア、建築を繋げるコンセプトとなるでしょう。