いつだって!宮城梓さん応援ブログ 

沖縄の情景のように真っ直ぐな歌声と見事な三線を届ける唄者・宮城梓さんを応援します。

宮城梓さんの古典は眠くならないのはなぜか?

2012-02-02 21:07:54 | 2012年1月宮城梓LIVE TOUR

古典は、眠くなるという人がいます。

しかし、宮城梓さんの古典は眠くなりません。

なぜでしょう?

 

そもそも、古典とは何か?

歴史学で使う「古典」とは、人間が戻るべき時代、人間が生き生きとしていた時代のこと。

ルネッサンスの理想の時代。

古典には、人間の生き生きとして情動が息づいているはず。だから今日まで生き延びてきたのでしょう。その生き生きとした情動があるから、眠くなるわけがない。

 

あずさぁの古典は、毎回、かなり情念のこもった登場人物(女性)がいる。きっとその彼女に感情移入して歌っているのではないか?(以前は、イケメンの若松さんをおっかける人だったが、今回は・・・みたいな)

しかし、古典は言葉が分からないと?

実は、そこがいい。ここは鶴瓶師匠のラジオで学びました。

多くを知らないほうがいいのだと。タモリさんの言葉だったかな。ここはもう一度聞き直したいところです。

 

例えば、英語の曲は、だいたい、曲名とサビのワンフレーズぐらいしか意味を知らない。

あとは歌手の表情とか音で判断している。あとあと、曲を正しく訳してみたらイメージと違ってましたという経験は誰でもあるでしょう?

むしろ、各自が各自のイメージで聞くのがいい!

たとえば、人の印象は見た目が9割で中身の理解での判断は数%と申します。音楽の場合は、音と表情が大きいのでは?

題名とちょっとした中身の解説で、あとは表情と音から各自がイメージして聞くことで、古典は世界が広がるのではないか?

 

そもそも、古典も最初に唄われたときは、古典ではなかったはず。そのときの庶民の歌だったのでしょう。庶民の歌は庶民に共感されたから歌い継がれた。

 

そうした曲を発掘して、命を蘇らせるのが唄者の役割なのでしょう。あずさぁはかなり丹念に中身を調べているようです(ラジオでいってました)

そして、同じような年齢層の主人公の情念が現代に蘇る。

だから、あずさぁの古典は眠くならない・・・どうでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その通りですね! (ゆたしくうにげ~さびら~)
2012-02-03 20:50:14
本当ですね。古典こそ日本の文化かもしれません。人間が戻るべき時代、今の時代にこそとても必要なことですね。全く眠くならないあずさぁの古典、もっと広めたいですね。
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その通りです! (★パーリー)
2012-02-03 22:43:04
もっと、広めましょう!
夏、新宿伊勢丹でドラマを起こそう!
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