胸毛からどんぐり

ボートとその他いろいろ気ままに更新しまする

にわかはつらいよ

2019-06-17 19:01:11 | 日記
最近はくるり<ロックンロール>の

たった一かけらの勇気があれば
ほんとうのやさしさがあれば
あなたを思う本当の心があれば
僕はすべてを失えるんだ

というフレーズが好きです。




あと、アイフォン の無料お試しキャンペーン(3ヶ月)を使うようになって、andymoriを聞くことがふえました。

アンディ は人の名前でmoriは「自分の死を忘れるな」という意味だそう。

ふつうに好きです。

同じ意味でmoriという言葉が副題にある
花-Mement Mori-というMr.Childrenの曲もあります。

こちらもいい曲。

きれいな空が見たいだけなのに

2019-05-27 18:11:40 | 日記
檻の中

聞こえてくるのは

笑い声

君の声はと

探す我ぞ

詠み人知らず

拝啓 中川町から

2019-02-18 10:29:17 | 日記
こんにちは。誰が見てくれてるか分かりませんが暇なので書きます。

金曜日から中川町におりました。中川町は旭川から稚内方面に2時間ほど?のところにある山間の町です。

土曜日は先生がた、同期の前で、水質についてーNの動態を参考にー というタイトルで発表を行いました。色々と、ご指摘、アドバイスをいただき、非常に勉強になりました。

日曜日は、オホーツク海側に出て、紋別まで行き、流氷を観察しに行きました。ただ、風が陸風であったため、思ったように流氷はあらず少し残念でしたね

一応あった。

また、流氷祭りなるものをやっていて、氷像がたくさんありました。


はんぱないって!

オホーツクタワーっていうのもありました。これは地下方面に深いタワーなんですね。クリオネとかチョウザメとかいました。


午後は、紋別市で行われていた国際流氷シンポジウムに参加しました。グリーンランドに住んでいる女性による講演があり、オヒョウやアザラシ、イッカクの狩りなどについて教わりました。

将来極圏にいきたい伊藤くんには資料見せてあげようと思います。。

さて、今は名寄の近くにある次の宿舎に向けて移動しています。ここから学科全員での冬山実習です。
思ったより暖かいし、天気も良くなったのでとてもいい気分!

苫小牧の森から~4日目 製紙工場と研究林~

2018-06-14 18:49:20 | 日記
こんばんは。

今日4日目は、タイトルの通り、製紙工場と研究林での実習でした。

まず、午前中は苫小牧の街中にある王子製紙の苫小牧工場で工場見学をさせてもらいました。


製紙工場特有の煙突。200メートルあるそうです。依田とかは富士にも沢山あるから懐かしいのでは??

ここでは、新聞紙80%、コミックなどの印刷用紙を20%の割合で作っています。生産量は年100万トンで、国内の新聞紙の30%をこの工場で作っているそうです。

紙は、主に3つの原料から作られます。
①間伐材などの低質材
②輸入チップ
③古紙

③の古紙は、首都圏などで集めた新聞紙、チラシその他諸々を苫小牧──首都圏を結ぶ3隻の専用船で運んできています。ただ、針金などで縛られているだけなので、紙がそこら中に撒き散っていました。

①の間伐材ですが、丸太が置いてあるところから工場までは水路を使って運搬しています。



これには、ふたつのメリットがあって、ひとつに自然勾配で水を流すだけでいいので運搬コストがかからない。ふたつにふやかされるので、パルプにしやすいのです。
このシステムすごいなあと思ってたのですが、なんと水路が作られたのは明治時代!今では現役で働きながら文化遺産的なものに認定されているそうです。

実際に紙を製造する工場も見学しました。熱湯でパルプをふやかすので、工場内は高温多湿。そして、騒音がすごくて、耳栓必須(俺たちはなし)という過酷な現場でしたが、出来上がった紙のロールはすごくでかくて、綺麗なものでした!

午後は苫小牧研究林の中で行われている研究などの説明を受けました。
4日目にして初めて研究林中での実習です!

まず、シカが林床に及ぼす影響について教わりました。

下の写真を見てほしいのですが、




上の写真がシカを20メートル四方に3頭放しているエリア、下がシカを追い出して、鹿柵で囲ったエリアです。地面の植物の数が明らかに違いますよね??やはり、鹿が林に与える影響は大きいということです。
バスの中からシカ見えましたが、写真におさめることはできず...😭
あと、キツネも目撃しましたよー

さて、次は土壌です。


地惑生の3人は結構やってるんじゃないでしょうか?
上から腐葉土、砂礫、有機層、火山噴出物の順番で層になっていますよく見ると、有機層のところにしか根が張ってないんですねー
また、ここは樽前山の麓で、火山噴火が起こってきた場所なので、その層で、火山がどれだけ噴火したのかが分かります。
実際に穴を掘って、地層を見るのは初めてだったので、すごく面白かったです!

最後はこれ!


なんだか分かりますか??これは高いところの葉を調査するためのクレーンです!

高さはちょっと忘れちゃいましたが、確か150メートルの高さだったと思います。こんなものがものが山奥にあるのは非常に驚きですね!

本当にいいところです。研究林。
川流れてますがめちゃめちゃキレイです。実習楽しいです。

明日で最終日ですが、苫小牧を堪能してきたいなと思います。

PS お土産欲しければリクエスト下さい。

苫小牧の森から~2&3日目~

2018-06-14 09:49:58 | 日記
おはようございます。
早速滞りました。ごめんなさい。

2日目はこちらも1日中大雨でした。なので、あまり写真が取れてません。
やった内容としては、樹種同定です。2つの森に行き、TAの方に教わりながら、どれがどの樹種なのかを学びました。これで大体の樹種は分かるはず!なのですが、自信はないので、札幌帰ってもあまり聞かないでください笑


施設に帰ってから結構調べたりしました。

3日目は、午前中2つのことを学びました。
1つ目は、台風で倒れた森がどう再生するかということ。
下の写真を見てほしいのですが、



この2枚は、どちらも2004年の台風でほとんどの木が倒れたところです。一方は、国が造林で手を加えて管理したところ、もう片方は、倒れた木などを放ったらかしにしておいたところ。
さてどちらが、手を加えた森かわかりますか??

実は上の写真が手を加えた森なんです。実は手を加えない方が、森林の天然再生は早いんですね。真ん中の大きな木は台風で倒れなかった木なので、その差は一目瞭然でしょう。
じゃあ、全部放ったらかしにしておけばいいじゃんと思うかもしれませんが、人工林は元々、商業的なねらいがあるので、価値ある木を植えたいという、森林所有者の意向もあるのです。なかなか難しい問題ですよね。


この地域をGoogleマップで見るとこんな感じ。実験的に、この2つの施行をし分けています。

その後、野生動物の調査を行いました。僕がやったのは哺乳類(エゾウサギとシカ)の調査。どう調査するかというと、糞を探すのです。これを直接目視して調査する直説法と対比して間接法といいます。
11年生の林と、46年生のはやしで同じ条件下で行いました。

鹿のフン。どこにあるか分かりますか??
エゾウサギの糞は11年生の森に多かったです。隠れ家が多かったからかな?

午後は、千歳市森林組合にお邪魔して、林産物販売の様子を見学しました。


この写真は、薪用のミズナラの木です。驚きなのはその価格。大体60年生で、1本1000円くらい。
安くないですか??椎茸のほだぎなどはもっと細いものを使うのでもっと安いです。
林業があまり振るわない理由の一つが垣間見えた気がしました。

また、ここは法人、企業は取引相手にはしていないそう。個人の需要で手一杯だそうです。
今、薪ストーブのブームなどで、需要は高まっているそうで窯を使うピザ屋さんからも注文が増えているのだそうです。
やっぱりこう言う現実的なものも見ないといけませんね。
それでは。