あのようなセレモニーは今回初めてきちんと拝見しましたが、悲しみの中にもこれまで英国王室がその長い歴史の中で培い守り抜いてきた伝統や格式、誇りなどどんな言葉でも書き表せないほどの威厳があり、本当に素晴らしいご葬儀でした。 (不謹慎かもしれませんが思わず国葬だったらどんなお式だったのかなと考えてしまうくらい格式高く荘厳さに満ちていて…。国葬でないのがびっくりなくらいです...。) それでも木星が流れるなか殿下ご自身が制作に関わったとされるランドローバーが入ってきたり、殿下が可愛がっていらした愛馬ちゃんたちが葬列を見守っていたり、また涙をこらえながら棺の後ろを歩かれているご家族の皆様やお一人でぽつんと寂しげにお座りになっている女王様のお姿を見たときには本当に心が痛かったです…。 また美しくも歌詞とあいまってどことなくもの悲しく聴こえたGod save the Queenの旋律は一生忘れられません。 (イギリス国歌は国王か女王かで歌詞が変わりますが私自身にとってはやはりGod save the "Queen"です。(決して国王が嫌とかというわけではなくそれだけ英国王室=女王様というイメージが強いということです。)ですのでもうしばらくはGod save the "Queen"を聴いていたいです…)