Brooks & Dunn といえばヒット曲がたくさんありますが、最近しみじみと聴くのが2003年のNo. 1ソング Red Dirt Road。
アメリカで車を運転してるとたいていは舗装された道路を走りますが、テキサスや中西部の田舎なんかでちょっと横を見ると、舗装された道から牧場や家などに入っていく道は未舗装で赤茶色だったりするんですよねえ。
この歌はそういったところで育った人が、その道に伴ういろいろな出来事を思い出してるものです。初めてのビールを飲んだり、恋人に出会ったり、初めての車が故障したり、神様に祈ったり、などなどみんなあの赤茶色の道での事だったよなあ~、みたいな。
曲調としては結構ノリのいい曲なのに、なぜか切ないような懐かしいような、涙ちょちょ切れそうな気分にさせてくれる、これぞカントリーっていうような曲です
まずは、オリジナルの Brooks & Dunn のビデオ。これは編集が凝っててスゴくいいですね。
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Brooks & Dunn - Red Dirt Road
続いて Sugarland がピアノとギターだけで演奏してるバージョン。これは歌詞をしみじみと噛みしめられる名演だと思います。
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Sugarland - Red Dirt Road
で、これは Dierks Bentley によるブルーグラス版。これもちょっと変わってて面白いですね。
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Dierks Bentley - Red Dirt Road
次は2006年のヒット曲 Building Bridges。これもいいんですよね~。
君の心にまっすぐに続く橋を架けよう。離れている距離が2人を隔てないように。てな内容の曲ですね。
まずは、Brooks & Dunn のビデオです。
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Brooks & Dunn - Building Bridges
で、これは Brooks & Dunn の曲だと思ってる人が多いかと思いますが、1985年に Nicolette Larson が録音してます(あんまりヒットはしてないけど)。
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Nicolette Larson - Building Bridges
さらに、Nicolette Larson がオリジナルだと思ってたら、その前に Larry Willoughby という人が1984年に録音してて、これが本当のオリジナルでした。ちなみにこの人、キャピトルレコードの副社長で Rodney Crowell のいとこらしいです。
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Larry Willoughby - Building Bridges
この Building Bridges の3バージョンに共通している事があるんですが、分かりますでしょうか?
答えは、バックグラウンドボーカルに Vince Gill が入ってることでした~。
今朝ワイドショーを見てたら、ピンクレディーが「解散やめ!」宣言をした、っていう話題をやってましたけど、Brooks & Dunn もいつか再結成というか再開するんですかねえ?