チャトの思い出 その２

チャトはちび母ファミリーのシロりんと仲良しだった。

ちび母はうちの庭で子猫を生んだこともあってしばらくは、
ファミリー（母、子、弟）で我が家周辺で暮らしていたようだ。


★ボス猫

が、前のおばちゃんのうちに出入りするようになった
黒トラのボス猫の登場でシロりん以外はあまり見かけなく
なってしまった。

そんな中でチャトとシロりんだけは仲良くうちでご飯を食べる
ようになった。この２匹はボス攻撃の恐怖よりも食べ物に
対する執着心が強かったのかもしれない。やっぱり食い意地が
はっていたのか・・・

今思うとここでチャトはガツガツと食べ過ぎてしまったの
かもしれない。


★ご飯を待つ２匹


★くつろぐ２匹

チャトの思い出 その１

チャトは、最初私が近づくと慌てて逃げていた。

その頃、ちび母ファミリーがいてご飯をおすそ分け
していたがそれを狙ってやって来ていたようだ。

少し離れた所から様子をうかがい、私がいなくなると
ちび母ファミリーの横でガツガツ食べていた。

その時は食い意地がはっているんだと思ったけど
今考えるとあまりまともな食べ物にありつけず、
常に飢えていたのかもしれない。

その内にちび母ファミリーとも仲良くなり、特に
シロりんとはよく一緒にいたようだ。

シロりんもどちらかというとのんびりした性格だった
ので気が合ったのかもしれない。

チャトの生い立ち

チャトがどこから来たのかよくわからない。

２年ほど前の寒い冬場に家の庭で見かけたのが始まり
だったような気がする。

ちび母ファミリーやうちのにゃん、近所の白黒キジトラ系の
出身はだいたいわかるけどチャトのような茶トラの猫が
うちの周辺にはいない。

引越しの時に置いていかれてしまったのか？どこか遠い所
から迷い込んでしまったのか・・・いまだに謎だ。

病院の先生によると３～４歳ということなのでうちのにゃんと
同じ位だ。時たま外に散歩に出すにゃんにチャトは友好的だった。

今年の冬までには家の中に入れてにゃん達と一緒に住めるように
と考えていたのに・・・チャー、残念だよ。

写真はチャトが家の庭に来るようになった頃のもの。
目やにがすごかった。

チャトの弔問客

秋の気配とともに逝ってしまったお猫好しちゃっかりチャト。

チャトが逝った次の日から最近ご無沙汰していた面々が
弔問にやって来た。チャトの死がわかるのだろうか？

お猫好しチャト逝く・・・つづき

お猫好しちゃっかりチャトは最近ではチャーと呼ばれてた。
何だか憎めないおとぼけキャラで他の猫に友好的な奴だった。

それなのに・・・神様、あんまりです。あんまりです。
チャーが何か悪いことしましたかぁ～？

こんなに突然唐突に亡くなるなんて・・・あんなに丸々健康的な
チャーがいなくなるなんて考えてもみなかった。

まだまだ吹っ切れない。もっと早くに気付いてやれば、もっと
よい餌をあげていれば、もっと水をあげていれば・・・
後悔ばかりしてしまう。

チャーもしんどかったらもっと早く言ってよ！全然わから
なかったよ！

昨日は昼過ぎからざんざん雨だったけど今日はすっきり涼しい
秋の空だった。それが何だかとってもさびしかったよ。

それにあんまり可愛い写真がないな～チャーは。まさかこんなに
早く逝ってしまうなんて思わなかったから。

お猫好しチャト逝く・・・

いつの間にか家の庭にちゃっかり居ついた茶トラのチャト。
何の前触れもなく呆気なく逝ってしまった。

ちゃっかりチャトだけどお猫好しだった。

家であげてた自分のご飯を少し残して他のノラちゃんに
分けてあげたり、ちび母の子、チビと一緒に遊んでやったり。

喧嘩が出来ないので強い猫がやって来ると素早く逃げ、隠れ、
ほとぼりがさめるとちゃかり戻って来ていた。

こんなお猫好しのチャトなのに・・・神様あんまりです。

昨日からご飯を食べなくなり、しきりと鳴いて何かを訴えて
いた。今日は病院へと思い、朝見た姿は２日前のチャトからは
想像もつかないほど弱っていて歩くのもままならない状態だった。

朝一いければよかったがワンをシャンプーに連れて行ったりで
少々時間がかかった。チャトは病院へ向かう車の中でもがき
苦しみ息絶えてしまった。

先生によると尿結石でおしっこが出なくなり、心臓発作を起こした
そうだ。昨日連れて行っていればと悔やまれる。先生は色々と
慰めて下さったがやっぱりもっと早く連れて行ってやればと
ずっと落ち込んでしまった。

でもいつまでも落ち込んでる訳にもいかないし、チャトにも
天国へ行って欲しいのでブログで気持ちの整理をつけようと思う。

チャト、天国でも食べすぎないようにね。また会おうね。