Terakoya Look Japan

Terakoya Look Japanは、日本のモノ、コト、カタチ、人、風土をテーマに、日本美の再発見。 

今日は七十二候の「霎時施(こさめときどきふる)」

2017-10-28 17:41:05 | 日記

 

台風21号が去って、束の間の晴天を喜んだものの、関東地方の今日はまたしても雨。台風22号の影響でもあるのですが、もともとこの時期は小雨が時々降り、ひと雨ごとに晩秋の気配を色濃くしてゆきます。

日本語には雨の降る時期、降り方の表現が400語以上もあると言われています。ここでは「霎」をこさめと読ませています。「霎雨(しょうう)」と書けば小雨のことでもありますが、江戸時代はこれが時雨(しぐれ)のことでもありました。

 晩秋から初冬にかけて、ざっと降ったかと思ったら、すぐに青空が戻ってくるような時雨(しぐれ)も、ひとしきり強く降っては通り過ぎてゆく村時雨(むらしぐれ)、ひとところに振る片時雨(かたしぐれ)、横殴りに降る横時雨(よこしぐれ)と使い分けています。

雨具やレインコートに遊びごごろを入れて、この時期の雨を楽しむのもいいですね。


今日は七十二候の「霜初降(しもはじめてふる)」

2017-10-23 17:39:03 | 日記

北国ではそろそろ初霜を見る頃という時候ですが、超大型の台風21号が各地に爪痕を残して去っていきました。北海道では、台風の影響でシベリアの寒気を呼び込み、積雪になるほどの降雪も記録されました。

行きつ戻りつしながら、秋は深まっていくのでしょうね。


今日は七十二候の「菊花開(きくのはなひらく)」

2017-10-16 06:37:17 | 日記

菊の花が咲き始める時候になりました。

菊には不老長寿の薬効があるとされ、旧暦99日の重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習があったそうです。


今日は七十二候の「鴻雁来(こうがんきたる)」

2017-10-09 07:02:23 | 日記

 

春に北へ帰っていった渡り鳥たちが再び飛来する時期。この頃に吹く冷たい北風を「雁渡し」と呼びました。時に冬の到来を感じさせるような冷たい風ですが、好天の空は雲も高く秋はますます深まるという季節感が好きです。


今日は七十二候の「水始涸(みずはじめてかるる)」

2017-10-04 15:26:25 | 日記

田の水を落として、稲穂の刈り入れに備える時期になりました。黄金に色づいた稲穂が輝き、風がなびく風景は1年の中でも、最も豊かな気持ちにさせてくれます。いよいよ、収穫の秋の到来です。

今年は10月4日が中秋の名月。この時期の収穫物を供えたので「芋名月」ともいうそうです。さて、今夜は如何なる月に巡り合えるでしょうか。楽しみですね。