白地に緑色の文字です。
値段は1540円です。
如是我聞 西方世界 有孔刺需刺 健刺涅律私 木里索肉私 刺愈斯 多児涅福爾篤 厥児満 葛蘇法児抜児鳥非奴私 馬児匹及斯 花列斯 律兌弗 大学師蒲爾花歇 大学師林娜私 等諸大聖 累代出世 各於其国 発大願力 健大道場 設大法会 出大音声 出真実言 説無有上 微妙甚深 最勝真理 教化諸大弟子 爾時大聖 告諸大弟子言 四大洲中 百千萬億 一切衆生 差別二種 人馬獅狗 鶏鳳燕雀 蝿蜂亀蟹 性情知能 円満具足 縻不歩行自在 名日動物 性情知能 円満具足 有雄有雌 有一体兼男女有六親眷属 有寿量 有色相 不能歩行 名日植物 然此二種 本来一理 我説如是 最勝真理 若汝等不信受 我略説之 亜墨利加州 有草 號蜜莫沙 若有物觸 葉縮而萎 汝等若為異域遠物 猶作疑惑之念 使汝等現得是真理 開窓試見庭前問答末度樹 其葉昼則伸 夜則眠 有情如是 抽幹高聳 敷地作蔓 樹上寄生 陸上産者 水中生者 其性種種如是 春則勾萌 夏則成長 秋則凋萎 冬則零落 乃至開花 結実 有智如是 為人畜食餌 為済生医薬 為救荒貯蓄 有能如是 有開心蘂花者 有開鬚蘂花者 有開心鬚両全花者 有雄有雌 有一体 兼男女如是 有類芹者 有象葱者 有似葵者 有六親眷属如是 有今冬発生 明夏枯者 有春月発生 冬月枯者 有三年而枯者 有十二十 乃至五六百年而枯者 有壽量如是 有全苗赤色者 有脈絡紅色者 有緑色黄色者 花実亦複種種色 有色相如是 一托生處 歴兆億年 不能遷居 不能歩行如是 汝等信心隋喜 若不違我 我諦宣説 一切植物 食気 食水 食火 食土 而化成凝流二體 與動物無差異 根 幹 援 葉 花 實 六部 是為凝體 根幹液 葉液 花液 實種子液 皮液 膜液六種 是為流體 凝體六部 各箇不一 根有五品 幹有七品 枝有八名 援有七種 葉有三大別 細分別之 則有二百餘形 花有二十四経 細分別之 則有 一百一十餘緯 実有三等 細分別之 則有一十餘品 流體六種 色質 香味 各箇不一 亦復如是 我先演説流體 根幹液 乳糜也 葉液 血也 花液 陰器之液也 実種子液 造化成功之液也 皮液 養液也 膜液 脂肪也 葉液 有三種 皮液 有八種 如是緒液 循環輸轉 終則老廃 自蒸發孔 漏洩而去 如是循環 皆頼太陽温暖和煦之気 一紀 一歳 一月 一日 一時 一蜜紐多 一世紺度之温気 悉皆関係 諦聴諦聴 我為汝等 再説一切凝體 無量無数一切植物 本来一條 繊維 錯綜織成一片薄膜 二品脈菅 是膜是菅 造作全身 膜即表被 包絡圍澆 全身衆器具足恒河沙数 玄孔皺紋 二品脈菅 一名液菅 綜攝動脈二脈 水脈 及父糜脈而言 二名気管 通大空気 扶持諸液循環 是此気管 緒他衆生 本来不具足 根皮 有吸収菅孔 軟細毛茸 皆無量無数 至微至細 菅孔 口也 根 胃也 幹茎 腸也 葉 肺也 花 陰處也 粉 男精也 カン 輸精管也 葯 精嚢也 花柱 膣也 柱頭 陰門也 礎 卵巣也 胚胎也 花心 胞衣也 種子 卵也 一切種子 圓者扁者 長者短者 像腎形者 類蛇頭者 倶有細眼 則是臍也 若破未子室 室中種子 皆無細カン 固牢維繁 カン即臍帯 種子落地 則復甲析 甲析下根 根又抽茎 茎又生葉 発露花實 實蔵種子 色香性味 分毫不易 猶如動物生産蕃息 生理循環 無有毫髪 止息間断 汝等信受奉行我所説 於四大洲中 百千萬億 一切植物 得於智眼 大聖説是菩多尼訶微妙経典巳 大弟子等 頂戴聖足 歓喜踊躍 合掌環繞 作禮而去
かくの如く我聞く 西方世界に コンラジュウス ゲンスネリュウス モリソニュウス ラユッス トールネホルト ヘルマン カスハルバウヒニュウス マルピギュウス ハアケス リゥドイフ 大学師ブールハーへ 大学師リンナウス 等の諸大聖あり 累代世に出で 各々その国において 大願力を発し 大道場を建て 大法会を設け 大音声で真実の言を出して 無有上 微妙甚深なる 最勝の真理を説きて 諸大弟子を教化せり その時大聖 諸大弟子に告げて曰く 四大洲中 百千萬億 一切の衆生は 二種に差別す 人間や獅狗 鶏鳳燕雀や 蝿蜂亀蟹など 性情知能は 円満具足にして 歩行自在ならざるなし 名付け動物と曰う 性情知能は 円満具足にして 雄有り雌有り 一体にして男女を兼ねるあり 六親眷属あり 寿量あり 色相あり 歩行不能なり 名付けて植物と曰う 然れどもこの二種 本来一理なり 我是くの如く 最勝真理を説く 若し汝等信受せざれば 我これを略説せん アメリカ州に 草あり ミモサと言う 若し触るる物あらば 葉は縮みて萎う 若し汝等異域の遠物として 猶疑惑の念あらば 汝等をして是の真理を現得せしめん 窓を開け試みに庭前のタマリンドの木を見よ その葉昼は伸び 夜は則ち眠る 情あること是の如し 幹は抽んでて高く茸え 蔓にて地を敷き 樹上に寄生し 陸上に産する者 水中に産する者 其の性質の種類なること如是し 春は則ち勾萌し 秋は凋萎 冬は則ち零落 ないし開花 結実す 智有あること如是し 人畜の食餌や 畜生の為の医薬や 救荒の為の貯蓄など 有能なる事如是し 開心蘂花なる者有り 開心髭両全花なる者も有り 雄有り雌有り 一体にて 男女を兼ねるあり如是し 芹に類する者有り 葱を像どる者有り 葵似たる者有り 六親眷属有る事如是し 今冬発生し 明夏枯れる者有り 春月発生し 冬月枯れる者有り 三年にして枯れる者有り 十年二十年 ないし五六百年にて枯れる者有り 壽量有る事如是し 全苗赤色なる者あり 脈絡紅色なる者あり 緑色また黄色なる者 花実も亦種類なる色あり 色相ある事如是し 一たび生處に託せば 兆億年を歴るとも 居を遷すことはず 歩行不能なること如是し 汝等信心随喜して 若し我に違はざれば 我諦かに説を宣べん 一切の植物は 気を食し 水を食し 火を食し 土を食し 化して凝流二體と成る 動物と差異無し 根 幹 援 葉 花 実 の六部は 是を凝體と為す 根幹液 葉液 花液 凝體六部はそれぞれ同じからず 根に五品有り 幹に七品有り 枝に八名有り 援に七種有り 葉に三大別有り 細かく之を分別すれば 則ち三百余形有り 花に二十四経有り 細かく分別すれば 則ち 百十余の種類あり 実に三等有り 細かく之を分別すれば 則ち十余品有り 流體の六種 色質 香味など各々同じからざること 亦復如是し 我れ先ず流體を演説せん 根幹液は 乳糜也 葉液は血也 花液は陰器之液也 実種子液 造化成功の液也 皮液は 養液也 膜液は 脂肪也 葉液に 三種有り 皮液に八種有り かくの如き諸液は 循環輸轉し 終には老廃し 蒸発孔より 漏洩して去る かくの如き循環は 皆太陽の温暖和煦之気に頼る 百年 一年 一月 一日 一時間 一分 一秒の温気 悉く皆完成せり 諦聴諦聴 我汝等の為に 再び一切の凝體を説かん 無料無数の一切の植物は 本来一條の 繊維にして 錯綜して一片の薄膜と 二品の脈菅を構成す 是の膜是の管は全身を造作して 膜は即ち表被なり 全身の衆器を包絡圍澆し 恒河沙数の玄孔と皺紋を具足す 二品脈菅は一を液管と言い 動静二脈である水脈と乳糜脈を綜攝すと言う 二を気管と言い空気を通じ 諸液の循環を行う これ等の気管はその他の生物には本来具足せず 根皮には吸収管孔と 軟細の毛茸有り 皆無無数で 至微至細なり 管孔は 口也 根は 胃也 幹茎は 腸也 葉は 肺也 花は 陰處也 粉は 男精也 カンは 輸精管也 葯は 精嚢也 花柱は 膣也 柱頭は 陰門也 礎 は 卵巣也 胚胎也 花心は 胞衣也 種子は 卵也 一切種子には 圓器者扁き者 長き者短き者 腎形を像る者 蛇頭に類する者 細眼を倶する有り 即ち是れ臍也 若し未成の子室を破れば 室中種子に 皆無細カン有り 固牢維繁なり カンは即ち臍帯なり 種子地に落つれば 則ち甲析生じ 甲析は根を下に 根は又茎を抽出す 茎は又葉を生じ 花實を発露す 實は又種子を蔵し 色香性味は少しも変わることなし これは猶動物の生産蕃息するが如く 生理循環して 毫髪も止息間断することなし 汝等よく我が所説を信受奉行せば 四大洲中に於ける 百千萬億とも言う 一切植物につき知る事を得ん 大聖は是の「菩多尼訶」の微妙成る経典を説き終わり 弟子等は 聖足を頂戴し 歓喜踊躍し 合掌環繞の後 礼を作して去りぬ
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