大きいにいにいが言いにくそうに・・・。
「黒とか青とかのカバーがいいなぁ。。。」
ママに気を遣ってるのね。
可愛いヤツだ・・・。
色とりどりのカバーを扱っている私を見ているにいにいは、
そんな色を嫌がると、私が悲しむと思ったのかもしれない。
そんなことないのに。
好きなようにすればいいんだから。
だって、補聴器はにいにいのものだからね。
小さい頃のにいにいは、黄色や赤が大好きだった。
でも、さすがに６年生にもなると、カッコつけたいお年頃。
お母ちゃんもそのくらい分かってるから(笑）。
気を遣ってるにいにいにママからのプレゼント。
その辺に転がってる(ホント、転がってるのです・・・）赤や黄色のカバーたちを
全部集めて黒に染めた。
どうだ！
朝おきて、コレを見たにいにい。
「あ～！ありがとう。カッコイイ！」
・・・・やっぱり君は優しいや。
来年は中学生だもんね。どんどんカッコつけなさい。
