ホームセンター大手のカインズ（埼玉県本庄市）は２２日、雑貨店を手掛ける東急ハンズ（東京都新宿区）を買収すると発表しました。
・新たな DIY 文化の共創に向けて カインズと東急ハンズはパートナーへ（株式会社カインズ）
・新たな DIY 文化の共創に向けて 東急ハンズとカインズはパートナーへ（株式会社東急ハンズ）
一応、両社が発表した内容をリンクしてみました。主語がそれぞれ違うくらいで、言っている内容は同じです。
「DIY文化」という言葉で共通している両社は、カインズが郊外に展開し、東急ハンズは都市部に多く出店しているため、その協働により、成長を加速したい考えとされています。
今後の手順としては、カインズが、来年３月末に東急ハンズ親会社である東急不動産ホールディングスから全株式を取得するようです。買収額は非公表となっています。
東急ハンズは自主企画のプライベートブランド（ＰＢ）商品の開発やデジタル化が遅れており、カインズが経営資源を投入しててこ入れを図るとのこと。
また、気になるのは「東急ハンズ」という屋号ですが、当然、今後東急グループを離れていくわけで、そうなると、「カインズハンズ」あたりになるのか？別の名前になるのか？今後、発表されるのでしょう。
1976年設立の東急ハンズですが、国内外に計８６店舗を展開しているものの、近年は業績が低迷しており、新型コロナ禍でも、売り上げの向上が出来ませんでした。この辺が今回の買収の理由になるのでしょうかね。
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