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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆木曽路 着流し 気まま旅 〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬388

この年の414日に熊本を中心とした震度7の地震が発生。人も建物も大きな被害を受けました。

Kiina828日に六本木ヒルズで行われた盆踊りにシークレットゲストとして参加したあと、93日に熊本市でNHKが主催する災害復興ライブ「明日へつなげるライブ」に出演しました。私はKii友さんのご好意で公開収録の観覧に参加することが出来ました。

初めて訪れた熊本。初めて目にした熊本城は満身創痍の姿を復旧工事の足組の隙間から覗かせていました。

ライブにはポップス系を中心に沢山のアーティストの方が参加、Kiinaは「きよしのズンドコ節」を歌ってくれました。

やっぱり「ズンドコ節」はみんなを元気づけ、心をひとつにしてくれる最強の歌です。

 

927日、「みれん心」がビジュアルとカップリング曲を変えて再リリースとなりました。

Dタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-17224.html

Eタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-17225.html

Fタイプhttps://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-17226.html

3タイプです。

 

Kiina1年を通してシングル曲を1作品しか出さなかったのは、2006年の「一剣」以来ですから10年ぶりになります。

「一剣」の時は、最初からこの曲でレコード大賞を獲りにいくという明確な目的がありましたが、「みれん心」に関しては私の中では納得できる理由が今だに見つかりません。

ひとつには、演歌の中でトップを独走するKiinaの中で唯一弱い部分とも言えるカラオケファンの支持を拡げるため。

もうひとつ考えられるのは、CDの売り上げが先細っていく時代の流れの中で、絶大な人気を誇るKiinaであっても11作品のリリースでトータルの売り上げ枚数を稼がなければならなくなった現状があったのではないかということ。

そのあたりだったのかな?と漠然と思ってはいます。

実際、これ以降勝負曲としてコロムビアから発売されるシングル作品は11曲となりました。

 

世の中は既にCDから配信の時代に移りつつありましたが、Kiinaファンの主軸となっている年齢層を考えれば、コロムビアがなかなか時代の変化の波の中に飛びこんでいけないのも理解出来ました。だからと言って演歌だけが変わらないままでいては、ますますKiinaがよく口にしていた「古典芸能」になっていくのではないか、せめてCDと同時に配信にもチャレンジして若い世代にもKiinaの歌声の魅力を知って欲しい。

 

そんなこんなで、スッキリした気持ちでは喜べない「みれん心」の再リリースでしたが、実はスッキリしない一番の理由は別のところにありました。

私の中で"紅白歌合戦で「みれん心」を歌うKiina"の姿がどうしても想像出来なかったのです。

 

作詞された志賀大介先生は演歌作品を数多く発表されている大御所の先生でいらっしゃいました(もう亡くなられましたが)。「『みれん心』のタイトルで女歌を」というオーダーにサラサラと歌詞を書いてくださったのではないでしょうか。

でも、どんなにKiinaが心をこめて歌ってくれても、何度聴いても私には主人公の女性のプロフィールがはっきりした姿で見えてこないのです。恋にウブなお嬢さんなのか、恋のイロハを知り尽くしたすれっからしなのか。

例えば「貴男がすべて」に描かれたような、何度も恋に失敗して最後の人に全てを捧げている、そんな明確な女性像が浮かび上がってこないのです。

Kiinaご自身も「20代で元モデル」と言ってみたり「30過ぎ」と言ってみたり、人物像が固まらない部分があったのかもしれません。

 

もちろんコロムビアと事務所の専門家の方々が数あるシングル候補の中から、リスナー受けも販売戦略も考え尽くした結果として選んだ作品であり、Kiinaも心をこめて歌ってくれました。Kiina以上にこの曲を上手く歌える人はいません。私なりにファンとして精いっぱいの応援をし、拍手を送ってきました。

ただ、年末が近づいてくるにつれ、ぼんやりと「きよしくんは今年の紅白でこの歌を歌うのかなぁ」という思いが浮かんでは消えていったのも正直なところだったのです。何というか。キラキラしたリズム歌謡でもいい、どっしりした王道演歌でもいい、Kiinaには全視聴者を「さすがは氷川きよしだ」とうならせるような、「氷川きよしここにあり!」と思わせるような、そんなパフォーマンスを紅白で披露して欲しいという思いです。

 

それはまったくもって私の個人的な感情であり、「みれん心」が大好き!というファンの方も大勢いらっしゃると思います。

どの曲もKiinaからの大切なプレゼントであることに変わりはありません。

 

さて、Dタイプのカップリング曲は「木曽路 着流し 気まま旅」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=fbS3lj89KPk

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/215614/

 

股旅演歌風ですが、Kiinaの説明によると股旅ではなく時代もので、「江戸時代のお金持ちの息子。商家の次男坊」という設定だそうです。

かず翼先生が""""""の「き」で韻を踏んだ歌詞を書いてくださり、宮下先生の軽快なメロディーで、気楽に聴けるカラッとした楽しい曲になっていますね。

余計なことは考えずにKiinaの声の良さ、歌の上手さを存分に味わえる一曲になっていると思います。

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

カリン 
サファイアさん初めまして、嬉しいコメントあ りがとうございました 実はとねりこさんにこういうこと言って良いのかちょっと迷ったんです でもとねりこさん気持ち良く受けとめて下さって、流石と思いました、
サファイア
カリンさん、初めまして…ですよね?
カリンさんととねりこさん(とkiina)の考えが「その通りだ!」という気持ちが強くなってしまい、うっかり挨拶を忘れました。 失礼しました。
サファイア
カリンさん、
>人により色んな感じ方があるんですね
と仰ってますね。私も同感です。 とねりこさんも
>人それぞれ感じ方は違いますね。
と仰ってます。
私も、最近よくそのように感じる事があります。
(ついでに、kiinaもコンサートで折に触れ、そのような旨をよく仰ってますね(^^))

因みに私はこの曲を聴いて、なんとなく「甲州路」に似てる気がしました。
チャチャチャ
とねりこさん有り難うございます。
そうかな?と予想はしていたのですが熊本城が石垣一本で天守閣を支えていたあの風景は忘れられないです。皆さんのお話しのなかで何度も出て来ましたね。この年だったのですね。見たかったです。kiinaの宝物の一つですね。ファンの皆さん達も感動されたと思います。kiinaの見事なステージは紅白の中でも言い伝えられて行くと思いますね。とねりこさんいつも有り難うございます。kiinaしか出来ない演出ですね。
カリン
あの年の紅白は熊本城からの白雲の城だつたですね 素晴らしかつたです 私は熊本なのでとても嬉しかつたのに ウッカリしていました とねりこさん気持ち良く受け止めて下さってありがとうございました
とねりこ
チャチャチャさん。
2016年の紅白でKiinaは熊本城を背に白の紋付に袴姿で「白雲の城」を熱唱しました。
それは震災で傷ついた熊本城と被災された方々の復興を願う祈りの歌でした。
「神がかりの歌唱」とは、まさにあの時のKiinaの姿。今でも寒空の下に立つKiinaの神々しいばかりの姿が鮮やかに浮かんできます。
長い紅白の歴史に名を残す名シーンだったと思います。

カリンさん、コメントありがとうございます。
そうなんですね。人それぞれ感じ方は違いますね。
熊本地震がなければKiinaは「みれん心」を歌ってくれたと思いますし、きっと申し分のないパフォーマンスを見せてくれたと思います。
数あるKiinaの歌の中で「ズンドコ節」と「白雲の城」だけは特別な霊力を持っているのかもしれません。「歌ぢから」というものに姿かたちがあるとしたら、こういう曲を言うのかな?と思ったりします。
その年の新曲ではない曲をKiinaが紅白で歌ったのは、2006年の「ズンドコ節」大トリ以来2度めだったと思います。
あの時も司会の中居君が「こんな時代だからこそ」と曲紹介されていたように記憶しています。
カリン
とねりこさん、いつも楽しみに見させて頂いています、人により色んな感じ方があるんですね、私はみれん心初めて聴いたときに一辺で好きになりました、ファン
歴が浅いので、初めて買ったCDがみれん心です、コンサート会場で買いましたが 飛ぶように売れるというのは、こういう事かと初めて体験した記憶があります 紅白でも歌って欲しかったです あくまでも私の感想ですが
チャチャチャ
おはようございます。「木曽路 着流し 気まま旅」ですね。私は6タイプ一度に出されたのかと思っていました。後半で3タイプ出されたのですね。この曲はとねりこさんが仰るように次男坊の気ままな旅そのものの曲になっていますね。kiinaの歌唱も歌詞にそった気楽な次男坊節ですね。明るくさっぱり歌われているので気持ち良く聴くことが出来て私は好きな曲です。
ところでその年の紅白はkiinaは何を歌われたのですか?私は12月31日は元旦の初売りの準備でほとんど紅白は見ていません。紅白はやっぱり大きなステージですよね。kiinaには、これが氷川きよしですと世界の皆さんに見て貰いたい曲が沢山ありますが歌番組が少ない今日、アルバムの中にも素晴らしい曲が沢山有るのにシングルになってない曲やファンの皆さんしか聴けない曲も沢山あり勿体ないですね。
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