2010年後半の勝負曲として、8月25日「虹色のバイヨン」Aタイプと
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16413.html
Bタイプが発売されました。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-16414.html
前作の三味線旅がらす」は3月24日にリリースされていましたから、ちょうど5か月で切り替わったことになります。
ですが、この2曲が切り替わる狭間で大きなイベントが2つありました。
※そのひとつは、「三味線旅がらす」の封入ハガキでの応募で参加者を募った「HKのど自慢」と2000人参加の握手会です。6月に予選会、7月20日に現渋谷公会堂で本選が行われました。
水森先生や伊戸先生、T村ディレクターとならんでKiinaも審査員席に。
7歳の女の子から78歳の男性まで10人の本選進出者が、7歳は7歳なりの、78歳は78歳なりの「三味線旅がらす」を聴かせてくれました。
優勝のラスベガス旅行を手にしたのはブラジル出身の若者でしたが、とても印象に残って今も忘れられない出演者がいました。
その子は、10歳の少年ながら「三味線旅がらす」の情緒を見事に表現出来ていて、会場からどよめきが起こったのです。
「歌手になるのが夢」とお話ししていました。
特徴のある名前だったので、その後も折節に「あの少年はどうしているかな?」と気にかけていました。大きなレコード会社のオーディションでの準優勝者として何度か名前を見かけましたが、コロナ禍の後彼はどうしているでしょう。今でも夢の実現のために励んでいるのでしょうか。
講評の時、伊戸先生が「コブシも安定していて申し分ない(10歳です)。ひとつ言うなら、明るさがあるといいかな?」とおっしゃったのが心に残っています。
ちなみに、Kiinaはこの日が「虹色のバイヨン」の初披露となりました。
※もうひとつは、8月29日に九段会館で行われた「長良グループティーンズカラオケ大会」です。こちらは若者が対象で長良グループに所属している歌手の持ち歌を歌うという規程があります。
この時「三味線旅がらす」」を歌って優勝したのが、まだ中学生だった辰巳ゆうと君でした。ゆうと君は憧れのKiinaに「いつか一緒にステージに立とうね」と言われた言葉をずっと宝物にしてきました。「三味線旅がらす」はゆうと君にとっても特別な曲なのです。