2003年5月21日「演歌名曲コレクション3〜白雲の城〜」がリリースされました。ジャケ写の若くて凛々しいKiinaが素敵です。
収録曲は
1.白雲の城
2.夕焼け波止場
3.赤いシャツ着て
4.あの娘は行っちゃった
5.さいはての陽子
6.きよしのズンドコ節
7.あん時ゃどしゃ降り
8. リンゴ村から
9. チャンチキおけさ
10 流転
11.おんなの宿
12.男の純情
の12曲です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-32206.html
「夕焼け波止場」はこのアルバムのために作られた曲ですね。
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/17325/
イントロを聴いた時、三田明さんの「若い港」を思い出しました。全体の曲調は美空ひばりさんの「ひばりのマドロスさん」にも似てるかな?
マドロスものと波止場ものといったジャンルが演歌にはあるように思いますが、「夕焼け波止場」を分けるとしたら明るいマドロス演歌と言えるでしょうか。
どこかの港に好きなあの娘を置いてきたけど、しょうがないよね?だってオレ、浮き寝のマドロスだもの…
3番で「迎えに行くよ」と言ってるけれど、本当かどうか(笑)
演歌の世界で港を舞台にした曲は、言葉は悪いのですが掃いて捨てるほどあります。
でも、たぶん8割方は港で別れた女性か、当てにならない人の帰りを待ってる女性か、港港を追いかける女性か。
演歌を沢山知っているわけではありませんが、ここまで男性側が陽気、というか能天気に「待っててくれてるよね?」と信じてる歌は、ひょっとして少ないかもしれません。
「泣かないで」とか「帰ろかな」とか、女性側から見たら随分身勝手な男ですが、Kiinaが歌うからすべて許されるんですよね(*^_^*)