2日間、KIINA.しか表現出来ないエンタテインメントの世界をたっぷり楽しんできました。楽しすぎて2時間ちょっとがあっという間です。
「龍翔鳳舞」に始まって「Party of Monsters」で締めくくられる歌の世界。衣裳中心に概要だけお伝えしますね。
ステージ正面、階段の上に「KIINA'S LAND」の白い扉があります。
※そこから登場したKIINA.。全身金ピカ。ブラウスだけが白で、床を引きずるケープもニーハイブーツも冠のような頭飾りも耳後ろの飾りも金!「女神の降臨か⁈」と思いましたが、金の光背まで背負っていたので神仏混淆でした(笑)
この姿で、誰にでもお馴染みの歌を3曲。
※左右の袖から2枚ずつ襖が出てきて、白い着物に黒い袴のKIINA.。
股旅と王道演歌の世界を。
※暗転で、今度は黒地に銀の鎖模様が全体に入った粋な着流し姿のKIINA.が白い番傘で登場。
江戸情緒の世界を4曲。
※インストがソーラン節に変わると、上手から白い漁船に乗ったKIINA.が出てきました。白いインナーの上にピンクと黒のカッパ(?)、白いゴム長靴、ねじり鉢巻。
「海の男」の世界です。
船は「絆丸」。「KH」のロゴの旗が立っています。
でも、舳先にタコがくっついていて、船縁に釣れたイカ、マグロ、ヒラマサが網の中にぶら下がっていて、紅白でお馴染みの北島丸と比べると、漁師のKIINA.も絆丸もとにかく可愛い!
今日はマストにヘビが絡みついて、船尾に亀さんが増えていました。ファンの方がプレゼントしてくださったんだそうです。
凄く力を込めて海の男の歌を3曲歌ってくれたのですが、「可愛い!(≧∇≦)」が一番の感想でした。
グッズ紹介はこの船の中から一品ずつ取り出して。
「ここでサプライズです」とKIINA.。3階席に座っていらっしゃる方で、昨日は左側、今日は右側の方の座席にKIINA.直筆のお手紙が忍ばせてありました。おふたりともKIINA.に言われるまで気がつかなかったようです。
「絆丸」は裏方のスタッフの男性が裏から押していたのですが、みんなが3階に注目している間に片付けられていて、この後漁師の服とはギャップのあるしんみりとした歌を2曲。気持ちが入って、涙を堪えて歌ってくれました。
ここまで17曲が「きよしくん」の世界。
※ここからステージは一転、妖怪の世界に。階段の上から妖怪の女王(ステッキで床を叩くので、ババロアさんにも見えました)KIINA.が登場。全員スタンディングで「Party of Monsters」と「限界突破×サバイバー」。
踊りまくって、歌いまくって、叫びまくりました♪───O(≧∇≦)O────♪
※アンコールは、真っ白スーツで「WALK」と、もう一度「PoM」
昨日はこれで終了でしたが、KIINA.のお話しでは「キニシナイ」を歌うのを忘れたんだそうで、今日は「キニシナイ」が追加されました。
一昨日は夜中の3時まで構成を練り直していたそうですし、セットリストも随分悩んだそうです。
「『ボヘミアン・ラプソディ』も入れようか考えたんですが、もう乗り越えたし、最後は楽しい曲で終わりたいから」とお話ししていました。
「演歌とポップスの橋渡しをしたいんです」と。今回のプログラム構成がかなり演歌寄りになっていたのは、KIINA.の中で熟慮に熟慮を重ねた結果だったのでしょうね。
まあ、でも楽しかった!
綺麗で可愛くて一生懸命で何事にも手を抜けない。
ステージのクオリティはどんどん進化するけれど、KIINA.の本質はちっとも変わっていないことを確認出来た2日間でした。