2022年12月31日をもってKIINA.が無期限休養に入った後も、コロムビアからは手を替え品を替え(笑)、様々なコンセプトのCDがリリースされました。
KIINA.のデビュー記念日である2023年2月2日には、「箱根八里の半次郎」から「甲州路」までのシングルCDをリリース順に収録した初のベスト盤をリリース。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-41939-41.html
この中に「天空の夢」と「さくら巡礼」が新曲として収められていました。
「天空の夢」のKIINA.の歌唱はこちら↓
歌詞は歌ネットより。
作詞は「ダイヤモンド富士」や「カモメの純情」を書いてくださった保岡直樹さん、作曲は伊藤薫さん。編曲の鈴木豪さんは「きみとぼく」の編曲も手がけてくださった方です。
この曲についてKIINA.は「これからの未来に向けての思いが描かれた、すごく心地よいのいい作品」と紹介しています。
確かに歌詞も壮大、メロディーもゆったりとスケールが大きく、それをトランペットの音色が盛り上げています。
ただ、私の耳にはどうも歌詞とメロディーがしっくりと重なり合っていない感があって…
もしかすると、自分の中に「今、素直に明るい未来を歌った曲を聴きたい気分じゃない」という気持ちがあったのかもしれません。この曲を積極的に聴くことはほとんどありませんでした。
1年8か月の休養を経てKIINA.が私たちのところへ戻ってきてくれて、また精力的に活動を再開してくれて、あまつさえ今度は東京ガーデンシアターコンサートの映画化というビッグニュースを目にして、改めて「天空の夢」の歌詞を読み返すと、何と示唆的な内容だったことでしょう。この曲をレコーディングした時には既にKIINA.の中には新しい活動のビジョンが明確に描かれていたのでしょうか。
今ならこの曲の内容にも納得出来ます。
そう!KIINA.の未来にはさえぎるものは何もありません。