帰宅しましたが、まだ興奮の余韻に浸っています。本当に今日のコンサートは素晴らしかったです。
KIINA.はもちろんですが、どの出演者の方も超一流の演奏家の方ばかり!それが、息つく間もなく次々とパフォーマンスを披露してくださいます。
17番めに登場したKIINA.は今日は佇まいから表情、歌声、仕草、全て100%「氷川きよし」。
「凛々しい」というより、荘厳と言いたいオーラを放っていました。
普段のバンドとは違うフルオーケストラでの「白雲の城」。とても難しかったと思いますが、しっかりリハーサルをしたことが分かる、見事な呼吸でした。
KIINA.は1番を正面を向いて、2番を右手を向いて歌い(2番歌ってくれると思っていませんでした)、それから指揮者の渡辺俊幸さんと全方向万遍なく見て、最後にいつものように左手に向いて歌い終わりました。
とにかく、その全身全霊魂を込めた歌唱にホールの観客全員が息を呑んだのが空気で感じられました。
と思ったら、笑顔の「ありがとうございました」(笑)。なんてキュートなKIINA.でしょう╰(*´︶`*)╯♡
KIINA.の今日の「白雲の城」でよく分かりました。KIINA.はとことん歌の主人公になりきりたいんですね。
先日のうたコンの時は、どこまでも中山美穂さんになりきりたかったのでしょう。それは歌マネをするという意味ではなく、どんな気持ちでその歌を中山さんが歌っていたのか、人格も衣装もとことん追究したかったのでしょうね。
KIINA.の歌唱の後、テノール歌手の方がおふたり続きました。
笛田博昭さんはホールを圧倒する声量でヴェルディのアリアを、次に登場されたジョン・健・ヌッツォさんは(凄い声量だったね〜)とビックリしたようなジェスチャーのあと、毎回歌ってくださる「誰も寝てはならぬ」を、長年培ってきたテクニックと表現力で聴かせてくださいました。
それぞれ特色の異なる3人の歌の競演。もうこれだけでも「1万円で申し訳ありません」という気持ちでした。
と書いていたら、そのジョン・健・ヌッツォさんのインスタにKIINA.とのツーショット写真がupされていますね╰(*´︶`*)╯♡
時間を少し遡って。
毎年の恒例。開場時間にホールに入ったら、「311塾」の皆さまが立っていらっしゃるところで寄付金をお渡しします。
林真理子さんやパティシエの鎧塚さん、漫画家のちばてつやさんも毎年立ってくださいます。
連れのKII友さんは林さんの小説のファンで、林さんの前へ。私はちば先生のお姿を拝見すると、一気に60年前の漫画大好き少女に戻って、「ちば先生〜!」と興奮しまくってしまうのです。KIINA.の握手会でもツーショット撮影会でも平静でいられた私がσ(^_^;)。今年はちば先生の方から握手の手を差し伸べてくださいました。感激!
子どもの頃に満洲から家族で引き揚げて来られたちば先生。御年86歳になられた今も、戦争の愚かさを訴え続けていらっしゃいます。このチャリティーに参加されているのも、ひとりでも多くの子どもが幸せな人生を歩めるようにというお気持ちからなのでしょう。
また来年もサントリーホールのロビーで先生にお目にかかれるよう切に願っています。
あ。山田美保子さんにもお目にかかれました。「腰の神経痛が」と、杖をついていらっしゃいましたが「KIINA.のこともずっと応援してくださいね」と申し上げたら「もちろんです!」と約束してくださいました。
客席にKIINA.ファンが沢山いらっしゃったので、終演後いろんな方にお声かけたりかけていただいたりしているうちに、出るのが最後の方になってしまいました。
カメラを片付けているスタッフさんにお訊きしたら、今日は民放のテレビ局は各局取材に来ていたそうです。