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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆今日でお別れ〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬308

アルバム・カバー曲4曲めは「今日でお別れ」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=jgLw1wWOddc&pp=ygUS5LuK5pel44Gn44GK5Yil44KM

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/158083/

 

1970年、菅原洋一さんの歌唱で日本レコード大賞を受賞しました。

Kiinaは「なかにし礼先生の歌詞が文学的で、情景が見えてくるよう」とお話ししています。

レコード大賞受賞曲で大ヒットしましたので、様々な歌手の方がカバーしていますが、Kiinaの「今日でお別れ」は編曲の石倉先生が意図されたのか、オリジナルの菅原さんよりも誰よりも三拍子(ワルツ?)のリズムがはっきりくっきり際立って刻まれているのが印象的です。

一方的な別れを告げられ(「"あの"一言」ではなく「"その"一言」ですから、まさに目の前でたった今告げられたのでしょう)、それをすべて受け入れようとする女性の悲しみを、ワルツのリズムに乗せることで敢えて淡々と聴こえるようにしたのかなぁと考えたりもしますが。

 

ある音楽評で「主人公は水商売の女性ではないか。素人の女性は咥えタバコに火をつけてあげるようなことはしない」とありました。

素人にせよ玄人にせよ、とことん尽くすタイプの女性であることは間違いありませんね。

男性にとって都合の良いタイプ。私なら絶対お友達になりたくないタイプ()の女性なのに、なかにし先生の筆にかかると、すっかりこの主人公の心情に寄り添って一緒に泣いてしまうから不思議です。

 

作曲の宇井あきらさんはシャンソン歌手で作曲家でいらしたそうです。

「身を引く女性」という演歌の世界にありがちなテーマが、シャンソンのメロディーだと違った光景が見えてくるような気がします。

Kiinaも演歌として歌ってはいませんね。

最後の「さようなら」の静かなリフレインが切ないです。

コメント一覧

藪つばき
こんばんはー。今日は「今日でお別れ」でしたね。レコード大賞にも輝いた曲で、日本中でも知らない人はいないぐらいの有名な曲ですね。先日の歌番組で菅原洋一さんの歌われている姿が見られました。もう90歳にもなられたそうです。すごいですね。

とねりこさんの仰られるように、その日突然に告げられた別れの言葉のようですね。
素人の女性ではないのではと言うご推察、私もそう思います。素人の女性でしたら、こんなに突然に別れの言葉を告げられたら、多分動揺して、別れたくないとか、恨み言葉とか言って色々と面倒な感じになるのではと思うんです。こんなにスムーズにお別れになれるのは、多分プロの女性の方ではと私も推察します。
そういうことを色々と考えてみると「今日でお別れ」は、とてもきれいなお別れの歌なんですね。さすがなかにし先生の作品だなぁと感心しました~。
チャチャチャ
おはようございます。「今日でお別れ」女性が主人公の曲ですね。kiinaの歌声の方が菅原さんより主人公の気持ちが表れているように思います。主人公の驚き悲しみ戸惑い、kiinaは感受性が凄いですね。演歌とは又違った魅力が出ていますね。
どんな曲も歌いこなすkiinaはやっぱり天才ですね。
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