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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆おさらば故郷さん〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬173

アルバム最後の曲は、加賀城みゆきさん「おさらば故郷さん」。

Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=4mXDPmNTuw8

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/74174/

 

1966年、加賀城さんのデビュー曲でした。私も幼心ながら「おさらば故郷さん=加賀城みゆき」とワンセットで記憶していたぐらいですから、大ヒットだったのでしょう。

(今はどうされているのかな?)と思っていたら、40歳の若さで亡くなられていたんですね。

 

東京での暮らしに疲れて故郷に戻ってみれば、そこもやはり優しく迎えてくれる場所ではなかった

室生犀星の「小景異情ニ」(ふるさとは 遠くにありて思うもの)に描かれた世界と重なります。

「つらくされても 生まれた土地にゃ

逢って泣きたい 夢がある」

悲しい、寂しい歌。西沢爽さん綴る詞が切ないです。

 

Kiinaの歌声は、程よく入れられたコブシも含めて、女性の演歌を男性が無理に歌ったという違和感が全く感じられません。

元々小さい時から耳に馴染んだ曲でしたが、Kiinaの歌い方が感傷に浸り過ぎていないところも、とても聴きやすかったです。

 

というわけで、カバー曲6曲は、ふるさと演歌に失恋もの、爽やか青春ソングに女性演歌と、よく言えばバラエティーに富んだ内容、別の見方をするとコンセプトが全く掴めない。乱暴な言い方をすると「何でも歌えるんだからアレもコレも歌わせてみよう」ということだったのかなぁという印象がしないでもありません。

もっとも、カバー曲のチョイスの統一感のなさは、このアルバムに限ったことではありませんが()

 

さて、このアルバムが発売されたのが1210日。Kiinaはこの年も何の危なげもなく紅白歌合戦の出場を決めていました。

歌唱曲は「玄海船歌」だろうか、それとも「哀愁の湖」だろうかと思っていたら、まさかの「きよしのズンドコ節」という発表。

まだまだ修行の足りなかった私は「???」となっていましたが、察しの良い先輩ファンの方は「それなら大トリしかないでしょう」とズバリ推理されていました。さすがです。

 

あの日のKiina。白一色だけれど、お金も手間もかかっているのが一目でわかる、大トリに相応しい豪華な衣裳。涙を堪えての熱唱。大トリとしての責任を立派に果たしてからの号泣。

あれから15年経ちますが、Kiinaの一挙手一投足も表情も、昨日のことのように鮮やかに甦ります。

コメント一覧

サファイア
(前記事と繋がってるようで恐縮ですが、こちらに書かせて頂きますm(__)m)
前記事・この記事をみて思い出しましたが、故・淀川長治さんが「つまらない映画の時は、どう評するんですか?」と質問された時、彼は「どんな映画でも、必ずいい所があります。そこを評します」と仰いました。 彼といい、kiinaといい、とねりこさんといい、やはり一流の方は違いますよね。

あと蘆花さん、実は私も最近、常連の美容院で嫌な事(新人がカットモデルに施術してて、私の担当が施術中にそれに指導しに行くんです。それも何回も!)がありました。今の客は私なのに・・・。 勿論そこをやめるのも一案ですが、そこは20年以上通ってる美容院でやめたくなかったので、はっきり「私に施術してる時は、新人さんの指導は極力やめて下さい!」と言いました(あとは、今後の態度でまだ客をバカにする振る舞いがあったら、また考えます。もう一人美容師いたんだから、その人がすればいいのに・・・)

あととねりこさん、私もkiinaの作品について(あまり良くない方向に)正直に言ってしまってる場合がありますが(例・「魔法にかけられた少女」の映像を「不気味」と言っちゃったり(汗))、勿論私も言い方は気を付けますが、もし「言い過ぎだ」と思ったら、遠慮なく「そういう言い方は遠慮して下さい」と言って下さいm(__)m 。
蘆花
とねりこさんの言葉にハット気づかされる時があります。
思い出しました。いつも贔屓にしているショップに新しい店員さんが来られ、私が氷川きよしさんのフアンであることは皆さん承知でいつもその話で楽しく買い物をしていました。その新しい店員さんが、私に向かって不思議そうに「氷川きよしのどこが良いの?」と。何気ない会話ですが、もちろんkiina の素晴らしさを語りましたが、私は凄く不快な思いをしました。それ以来その店にが行かなくなりました。そう、私もそれ以来、自分がフアンでなくても、それを良しとしている方に対しての発言には気をつけるようにしています。
せり
おはようございます。「おさらば故郷さん」なんかこの歌は好きだったなあと、加賀城さんは若くして亡くなられたんですね。kiinaの歌唱もとってもいいですね。そしてkiinaの初の紅白大トリ、私もなんでズンドコ?と思った口ですがすでに国民歌謡で老若男女が口ずさめるズンドコは大正解でしたね。諸先輩方に見守られての感動のステージはファンにとっても涙涙でした。そしてとねりこさんの前記事のコメントにも感服しました。kiinaの曲でも人それぞれでどの曲もその曲を好きな方がおられる、そのことを頭の片隅にですね。本当にkiinaはどんな場所でも人の悪口や貶めることは決して口にしませんしそういうことで笑いを取る輪の中にも入っていきません。ファンの誇りです。私達もそんなkiinaに恥じないファンでいたいですね。
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