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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆また逢う日まで〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬292

アルバム・カバー曲2曲めは尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=MgulzyFoctc

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/147057/

 

1971年発売、言わずと知れた尾崎紀世彦さんの大ヒット曲であり、日本レコード大賞受賞という阿久悠さんの作詞家としての最初の勲章となった作品でもあります。

尾崎さんはそれまでほどんで無名の歌手でいらしたと思います。私の下の兄が「聴いてみろ」とテープで聴かせてくれた時、私は布施明さんが歌ってらっしゃるのかと思いました。

 

日本人離れした容姿とダイナミックな歌声、正確な歌唱力。「また逢う日」だけでなく、もっともっとヒット曲を連発し世界にも出てゆける方だと思っていましたが。

最後は、どこか水原弘さんを思わせるような亡くなられ方だったようですね。

阿久さんがお書きになった「愛すべき名歌たち」(岩波新書)という本で、この曲と尾崎さんのことにも触れられていました。

この年のレコード大賞の有力候補との声もある中で、尾崎さんは同じ年()デビューの五木ひろしさんの名前を挙げ「俺より五木の方が残るよ」と呟いたそうです。「本当は好きな歌だけ好きな時に歌いたいタイプの彼にとって、来る日も来る日も『また逢う日まで』を歌うのは苦痛だったかもしれない」と。

 

そう言えば、後年尾崎さんがご自分のコンサートで「また逢う日まで」を毎回違うアレンジで歌ってらっしゃることに対して、ある評論家の方が「だからあいつは駄目なんだ!」と痛烈に批判されていました。「聴衆はレコードで聴いた歌を聴きに来てるのだから、歌手はそれを安易に変えてはいけない」と言いたかったのだと思います。

「また逢う日まで」は、尾崎さんにとって勲章でもあり、一方で自分を縛りつける鎖でもあったのかもしれません。

 

それでも、尾崎紀世彦という名前とともに昭和を代表する名曲として「また逢う日まで」は今なお沢山の人の心に残っています。

Kiinaも「カバーさせていただきたいと以前から思っていました。大切に歌い継いでいきたい」とお話ししています。

尾崎さんの歌唱スタイルのイメージが強いだけに、「尾崎紀世彦風」ではなく自分の曲として歌いこなせるだけの高い歌唱力が求められる難曲ですが、KiinaKiinaの「また逢う日まで」として爽やかに別れを歌っていますね。

「カバー・セレクション」にも収録されていますので、きっとKiinaご本人も満足の仕上がりだったのでしょう。

コメント一覧

サファイア
とねりこさん、「ダダ衣装」がどんなのか知りたいので、検索しましたが、それらしき画像はありませんでした。残念!(~_~;)
余談ですが、私はクリコン20の「枯葉」の歌唱の事を、秘密裏に「ぎっくり腰歌唱」とか「だだっ子歌唱」と呼んでました(注・別にバカにしてるのではなく、むしろ親しみを込めて呼んでます♪)。
とねりこ
カコさん。
タキシードのKiinaは思い出せないのですが、2016年に富山県砺波市で行われた「新・BS日本のうた」の公開収録で、Kiinaはオープニングに「また逢う日まで」を歌ってくれました。
ただし、この時はタキシードではなく太い幾何学模様の縞のジャケット(ウルトラ怪獣のダダの模様に似ていたので「ダダの衣装」と呼んでいました。この年はよく着ていました)でした。
この収録には参加したので、残ったメモをめくってみると「きよしくん、ダダ衣装。歌素晴らしい!」と書いてあります。
録画も保存してあるのですが、DVDの整理が悪くて探すのが大変ですσ(^_^;)

Kiinaは「また逢う日まで」を何度か歌っているので、タキシードの映像もどこかにあるでしょうね。
チャチャチャ
こんにちは。今日は尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」ですね。エアコンのCMソングとして生まれた曲で一時はお蔵入りした曲でしたがあるグループにリリースされましたがなぜか又伸びず埋もれてしまいました。絶対にこの曲は当たるはずだと言うプロデューサーさんが尾崎紀世彦さんを手掛けていた時に尾崎さんに歌わせて大ヒット、レコード大賞受賞と花が咲いた曲でした。こんな曲は沢山あるのでしょうね。歌番組に出演すると自分が歌いたい曲でなく売れている曲又は皆さんが知っている曲を番組は希望されます。kiinaもズンドコ節だったですか、ズンドコ節の氷川きよしで終わりたくないと、とねりこさんがお話しされたように思います。でもファンの皆さんが喜ばれるズンドコ節は必ずコンサートでは入れた方がいいと長良会長が仰られたと、とねりこさんのお話の中であったように思います。間違いだったらスミマセン。
Kiinaの「また逢う日まで」は歌唱力が求められる難曲ですが爽やかに歌っています。とねりこさんが仰るとおり気持ち良くkiinaの曲として歌っていますね。
このお部屋にお仕事に新しく来たDVDも観ないといけないし、毎日が24時間じゃ足りませんね。身体お大事に(^_^)v
カコ
こんにちは!
とねりこさん、皆さん何時も有り難うございます。m(._.)m

以前も書きましたが、Kiinaさんの♪また逢う日までが大好きです。♡♪
何の番組でしたか?思い出せないのですが~タキシードで歌われた姿と歌唱は今も鮮明に覚えています☆

そして評論家の方の尾崎さん評ですが、諸々の事情で一度のコンサートに思いを込めていらっしゃる方の中には、そう感じている方も・・・と思いますが!?
Kiinaさんのファンのように何回も足を運ぶ私達にとっては、♪アコースティックバージョンをはじめ色々なアレンジで聴かせて頂けるのは、ライブならではの楽しみでもありますね~
(*^▽^)/♡*☆♪
せり
おはようございます。「また逢う日まで」若い頃に一番印象に残っているレコ大受賞曲です。あの日本人離れしたダイナミックな歌唱力と風貌、おじい様がイギリス人なんですね。なんだろう、もっともっと活躍される方だったろうにと。尾崎紀世彦さんの歌声が耳に残ってますがのびのびとポップスを歌うkiinaの歌声もいいですね。
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