先日政府が6月の月例経済報告を発表した。
明らかに閣内不一致を思わせる衝撃的な内容であった。
以下、その事実を確認しておこう。
伊勢志摩サミットの議長記者会見で、行政の長である安倍氏は
最大のリスクは、新興国経済に「陰り」が見え始めていることです。
今世紀に入り、世界経済を牽引してきたのは、成長の活力あふれる新興国経済です。リーマンショックによる経済危機が世界を覆っていた時も、景気回復をリードしたのは、堅調な新興国の成長。いわば、世界経済の「機関車」でありました。しかし、その新興国経済が、この1年ほどで、急速に減速している現実があります。
成長の糧である投資も、減少しています。昨年、新興国における投資の伸び率は、リーマンショックの時よりも低い水準にまで落ち込みました。新興国への資金流入がマイナスとなったのも、リーマンショック後、初めての出来事であります。
先進国経済は、ここ数年、慢性的な需要不足によって、デフレ圧力に苦しんできましたが、これに、新興国の経済の減速が重なったことで、世界的に需要が、大きく低迷しています。
世界の貿易額は、2014年後半から下落に転じ、20%近く減少。リーマンショック以来の落ち込みです。中国の輸入額は、昨年14%減りましたが、今年に入っても、更に12%減少しており、世界的な需要の低迷が長期化するリスクをはらんでいます。
と、発言している。(http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/0527summit.html)
一方月例経済報告では、海外経済について
世界の景気は、弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復して
いる。
先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、ア
メリカの金融政策正常化の影響、中国を始めアジア新興国等の経済の先行
き、原油価格等の下落の影響、金融資本市場の変動の影響等について留意
する必要がある。
としている。(http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2016/0617getsurei/main.pdf)
さて、この内閣は本当に信頼できるのだろうか。はなはだ疑問に感じる、とともにあまりにも違う表現に、
唖然としてしまう。
舛添都政よりもひどいと感じるが、如何?
明らかに閣内不一致を思わせる衝撃的な内容であった。
以下、その事実を確認しておこう。
伊勢志摩サミットの議長記者会見で、行政の長である安倍氏は
最大のリスクは、新興国経済に「陰り」が見え始めていることです。
今世紀に入り、世界経済を牽引してきたのは、成長の活力あふれる新興国経済です。リーマンショックによる経済危機が世界を覆っていた時も、景気回復をリードしたのは、堅調な新興国の成長。いわば、世界経済の「機関車」でありました。しかし、その新興国経済が、この1年ほどで、急速に減速している現実があります。
成長の糧である投資も、減少しています。昨年、新興国における投資の伸び率は、リーマンショックの時よりも低い水準にまで落ち込みました。新興国への資金流入がマイナスとなったのも、リーマンショック後、初めての出来事であります。
先進国経済は、ここ数年、慢性的な需要不足によって、デフレ圧力に苦しんできましたが、これに、新興国の経済の減速が重なったことで、世界的に需要が、大きく低迷しています。
世界の貿易額は、2014年後半から下落に転じ、20%近く減少。リーマンショック以来の落ち込みです。中国の輸入額は、昨年14%減りましたが、今年に入っても、更に12%減少しており、世界的な需要の低迷が長期化するリスクをはらんでいます。
と、発言している。(http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/0527summit.html)
一方月例経済報告では、海外経済について
世界の景気は、弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復して
いる。
先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、ア
メリカの金融政策正常化の影響、中国を始めアジア新興国等の経済の先行
き、原油価格等の下落の影響、金融資本市場の変動の影響等について留意
する必要がある。
としている。(http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2016/0617getsurei/main.pdf)
さて、この内閣は本当に信頼できるのだろうか。はなはだ疑問に感じる、とともにあまりにも違う表現に、
唖然としてしまう。
舛添都政よりもひどいと感じるが、如何?