古川龍夫の音楽日記

私はズタンダードジャズの大好き人間です。ジャズをカラオケや生バンドで唄ったり、ジャズボーカルを教えたりしています。

銀座のジャズクラブでの新人オーディション

2005-12-30 14:41:52 | Weblog
昨日と一昨日の二日間、ブログをお休みしてしまいました。
27日のブログで紹介した、ジミー原田さんの出演していた銀座のジャズクラブでは、
毎月第三土曜日に「ジャズボーカル新人オーディシヨン」が行われていました.
このコンテストには全くのアマチュアから現役で活躍しているボーカリストまでが
参加しました。毎月一位から三位までの3人の入賞者を決め、四ヶ月に一回、過去の
入賞者12人で「グランドチャンピン大会」が争われ、ここでチャンピオンになると
優勝賞金30万円があるレーコード会社から贈呈されました。
このコンテストは5年間続きましたが、その間にグランドチャンピオンになり、
賞金30万円を貰ったのは只の一名だけでした。このチャンピオンになった女性は、
普段は畑違いの演歌を勉強しており、ジャズに挑戦して見事栄冠に輝きました.
彼女の歌はあのテネシーワルツで有名な「パティ・ページ」に大変に良く似ていました。
声質、フィーリングも非常にそっくりでした。
彼女は今何処で何をしているのでしょうか?
コンテストの審査員は審査委員長はジャズ評論家の「いその・てるお氏」で、
審査員はボーカルの高橋 伸氏、ピアノの山川浩一氏、テナーサックスの芦田やすし氏、
それに私の全部で5名でした。
毎回コンテストの最後にはボーカルの高橋 伸氏と私が一曲づつ模範演技(?)
として唄うのが慣例となっていました。この銀座のジャズクラブも数年前にクローズ
してしまいました.大変残念で寂しい限りです。
これらの審査員の中で「いその・てるお氏」、「高橋 伸氏」のエピソードは次回に
ご披露します。