1951年大阪生まれ、大阪在住のシンガー・ソング・ライター。
1970年に「小さなオルフェ」というフォーク・デュオでデビュー、その後「都会の村人」、「I.M.O.バンド」、「五つの赤い風船」のメンバーとして活躍。
ソロでは1974年に「箱舟には去って」でデビューしている。
今も全国を回りながら歌い続けていて、縁あって2008年4月に私の店で歌ってくれた。
私は70年代の幸介さんをまったく知らなかったのだが(幸介さんごめんなさい)、初めて聴いたその歌と演奏には正直参ったのである。
持ち込まれたギターはマーチンD-18。
相当に使い込まれていて、素晴らしい出音だった。
もちろん、同行してくれたPAオペレーターの福井氏の力によるところも大きいのだが、フィンガー・ピッキングでこれほどの迫力が出せるのかと驚愕したのだった。
繊細なフィンガー・ピッキングを聴かせたかと思うと、時に激しく。
指弾きでありながら迫力のストロークに、唸るようなボーカル。
その骨太のフォーク・シンガー、幸介さんが今年も歌いに来てくれる。
3月27日(土)が今から楽しみだ。