今年の従業員研修の場所は岡山・陰凉寺。
そうです、お寺さんなのです。
お寺での研修を決めた矢先には、なんでも比叡山延暦寺の修業僧が住職から暴力を受けるとのニュースも聞き、ちょっとビビッてしまいました。
しかし高田渡好きの私は、たとえ厳しい修行となろうともこの試練に耐えなくてはと、従業員約一名を引連れ津山を出発したのです。
行きの交通手段は岡山・津山間の片道が500円の超お得(来年3月までだそうです)なバス。
津山バスセンターで発車を待っていると、向こうから和菜美マスター『しんちゃん』。
休日に岡山で映画鑑賞だそうで、このバスはよく利用してるんだって。
同じバスに同乗、偶然というか、津山は狭いもんですね^^;
さて16:15に定刻どおり出発。
さっそく近くのコンビニで買っておいたウイスキー水割り缶をプシュッ!!
隣の連れ合いもビールをプシュッ!
車内も綺麗で、とても乗り心地の良いバスでございました!
しんちゃんとは、岡山駅西口でお別れ、私たちは終点の天満屋バスステーションまで。
バスステーションからは研修場所の目的地まで徒歩で。
日頃運動不足の私にはこれが結構キツイ修行でしたが^^;
修行場所の陰凉寺に到着。門前には沢山のライブチラシが貼ってありました。
え、本当にお寺さんなの? ^^;
早めの会場入りでしたが、すでに20人近くが並んでいてこれは満員の予感、昨年の京都もそうでしたが、漣くん・伊賀くん・大地くん人気は凄いな。
チケットとドリンク代というお布施^^;を払って中へ、少しはお腹へと、高知から出店されていた『アジア食堂歩屋』さんのご飯も購入。
これがとても美味しかったです(写真がピンボケで残念 >_< ) 。
『高田渡トリビュート・ライブ-岡山編-』まもなく開演。
あ、ここからは少し真面目に書きます。
従業員研修、修行・・・実はこのライブ鑑賞のことなのでした^^;
続々とお客さんが入り、お堂の座敷はあれよあれよと満員。
しかも殆どが若い女性ファンで会場が埋め尽くされたのでした。
渡さんを青春時代に聞いていたフォーク世代はほとんど居ないのにはビックリ^^;
でも渡さんの唄が、息子さんの漣くんによって若い人達に知られて行くというのはとても嬉しいです。
高田漣くんにベース伊賀航くん、ドラムスに伊藤大地くん。
漣くんだけでなく、大地君、伊賀くんは細野晴臣さんのレコーディング、ツアーサポートメンバーでもあり、私も最近注目しているミュージシャンです。
昨年の京都も同じメンバーでしたが、とてもいい味を出していましたから、このライブもとても楽しみにしていました。
オープニングは『仕事さがし』、そして『自転車にのって』、全曲高田渡です♪
サポートの二人が下がって、漣くんのソロコーナーも。
替え歌を得意とした渡さんの『スキーの歌の替え歌』や、『アイスクリーム』、なぎら健壱さんのレパートリーからも聞かせてくれ、なかなかマニアックな選曲なのでした(^^♪
『フィッシング・オン・サンデー』等で聴かせてくれたスライドギターは、ライクーダーを思い起こさせる演奏で流石は弦楽器のマルチプレイヤーですね。
思わず笑いを誘う和やかなMCもゆったりと、とて心地よい。
この場所にもっとも相応しい『告別式』も聞けました^^;
ラストは『生活の柄』、そしてアンコールに『火吹竹』。
このアンコール曲は渡さんのお父さま、豊さんの作詩です。父と子、孫の共演なんですね、素晴らしい。
そんなことからか、『系図』も聴けました。この歌は漣くんにも響くものがあるのでしょうね。
MCで「だんだん親父に似てきてしまった」と漣くん・・・あんまり飲みすぎるなよ~!
とても素晴らしいライブでした!
3人を呼んでくれた陰凉寺さんに感謝。
音響、照明など、全て機材は陰凉寺さんのものだそうで、これが凄い、またまた本当にお寺さん?と思った次第です。
また良いライブがあったら来たい場所ですね。
素敵な空間、時間をありがとうございました!
さて、ライブ終了後は漣くんのサイン会。
こちらにも沢山のファンが並ばれていて、若い女性ファンに混じって少し恥ずかしかったのですが、サインもいただきました。
会場を出るのが遅くなり、急ぎ足で岡山駅を目指す。
最終の11:20の汽車で津山。
ギリギリご飯を食べる時間だけはあったので、駅近くの居酒屋へ。
鰹のたたきと、清水さばの棒寿司&ビール。
ホームに着いたのは発車5分前でした。
ガタゴト揺れにまかせて津山へ。
最後の〆は万里ちゃんのラーメン(^_^)v
ここでも同級生の摩天楼マスターに遭遇、あ~、やっぱり津山だわ^^;
今年の従業員研修は日帰りでしたが、『高田渡トリビュート・ライブ-岡山編-』に大満足。
リフレッシュ出来た楽しい一日をありがとうございました!!
\(^o^)/