旅の始まり 1日目-1

あいにくの曇り空、天気は下り坂…
予定がくるいそうなことが憂鬱な旅の始まりだった。

滑走路は渋滞していて、出発は6番目だという。飛び立つ飛行機を数えながら、昨日みたTVを思い出して、これって燃料費かかりそうだよねとノロノロはしる飛行機の心配をしながら、離陸を待った。
滑走路に近づきUターンすると、そこにはさらに8機の飛行機が並んでいるのが見えた。飛行機の渋滞なんて初めて見た！なんでこんなことになるの？

天気があまり良くないので、窓側の席にしたのに景色が見えないなぁと思っていたが、雲が多いからこそ、素晴らしい雲海を見ることが出来た。
雪山のような雲、幾重にも重なる雲の間をすり抜けて行く飛行機。
天気予報のレーダーを3Dで見ているかのようで、かなり楽しい。

空港から市内へ向かうバスは、経由を間違えたので少し時間がかかってしまったが、はじめからかなり余裕を持っていたので当初の予定より早く着いた。

観光案内所でパンフレットをもらい、ホテルまでの荷物の配送を頼んだ。期間限定らしいが、提携ホテルへなら1つ200円で配送してくれるので、コインロッカーに預けるより、安上がりで楽チンなのだ。

こうして長崎2泊3日の旅は始まった。

つづく…