*ネタバレあり
「犬王」と、「トップガン」か「シン ウルトラマン」のうちどっちかを一日で見るつもりでいて、事前に調べたときは「トップガン」の方を見る予定だったのだが、上映時間の変更があって、成り行きで「シン ウルトラマン MX4D」を見ることになった。
私にとって、生まれて初めてのMX4D。
まさかの予定外ウルトラマンでMX4D初体験。
すげーねアレ。
遊園地みたいだったわ。
ウルトラマンについては、昔なんとなく見たことはあるなーくらいだったので、どこまで楽しめるんだろうと思ってたけど、めちゃくちゃバキバキに面白かった。
まず、見ながら思ったことを連ねていく。
・最初に出てきたときのウルトラマン、「妙にスタイルのいい露出系の変質者」って感じですごかった。
いるよね、最高潮に興奮してるはずなのに、見た目から感情が全く読めない変態。
・MX4Dの演出で、座席が揺れたり風が来るのと一緒に、ときどき普通に背中をドン!てしてくるときがあって「いや、背中ドンは違うやろ」て思った。
・長澤まさみ、独り言多いなぁー。
思ったこと全部言うやん。
・ウルトラマン、人間界には「本」てものがあって「図書館」に行ったら貸してくれるらしいって、早い段階で解ったのすごいね。
どこかからデータ読み込むとかじゃなく、紙でいくんやね。
・デカくなった長澤まさみの場面、「大日本人」の板尾さんの場面思い出した。
・庵野、会議好きやなー。
・ウルトラマンの攻撃で、「ふつうに叩く」があるの面白いな。
・椅子に縛られてる斎藤工、性的すぎる。
・怪獣の知識無いから、山本耕史が怪獣の姿に変わったとき「うわぁ!山本耕史の顔、外国の海辺にあるデカイ建物みたいになった!」て思ってビックリした。
・ゼットン知ってる!聞いたことある!……え???…でっっか。
・斎藤工が海に落ちたとき、座席からすっごい微量の水を顔にピャッてかけられて「は?」てなった。
斎藤工めっちゃちっちゃいみたいやん。
リップクリーム落としたくらいの感じやん。
・ゾフィー、最初に伝えてきた「ウルトラマンの行動が許されない理由」と「人間を絶滅させる理由」はすごいハッキリしてたし、「この決定はもう揺るがないものです、上が決めたんで無理です」くらいの感じで来てたのに、最後「なんか、みんなめっちゃ頑張っててすごかったし」くらいの理由で許してくれたやん。
しかも、それゾフィーの判断で決めていいんや。上に一回言わんでええんや。
と思ってたら終わった。
MX4Dで揺らされたりかけられたり吹かれたりして、楽しさが何割か増してるかもしれないけど、映画としてちゃんと面白かった。
「あなたがた、もうだいたい察してるでしょ?」て部分はスパッと説明省くのもよかった。
最後のあの場面で、みんなが知ってるあのウルトラマンの画が出てきたとき「わー!ウルトラマーン!」ってなって、すごいワクワクしたし、「あ、それ、帰っていくパターンもあるんや」てなったし、色んなところでちゃんと特撮っぽい映像が出てくるの楽しかった。
ウルトラマン知らなくてもこんなにワクワクしたんだから、好きな人はもっと面白いんだろうなぁ。
私ですら最後「米津ぅーーー!」てなったもんな。
いやぁ、観られて良かった。
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