短歌始めませんか

多香子のシルバー短歌生活 短歌投稿をしたりネット歌会に行ったりします。
歌集「猫と暮らせば」「古今さらさら」
  

みなさま (固定欄です)

2037-12-31 23:59:59 | ノンジャンル

新しい板になりましたので、おいしい蒲鉾になれたらいいと頑張ります。この記事はトップに固定されているので、次の記事から更新されます。コメントなど二番目の記事からお願いいたします。

2018年に河野多香子第一歌集『古今さらさら』不識書院刊を上梓いたしました。ただいま、個人通販をいたしております。特別価格千円にて販売いたしますので、下記メールへお問い合わせください。案内メールを差し上げます。
お問い合わせ(mail) tanuko☆mbx.kokage.cc(☆を@マークに替えてください) よろしくお願いいたします。  

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11月の歌「うたそら23」より

2024-11-08 08:00:19 | 「うたそら」「みずつき」など折本

2日にはもう発行されていた「うたそら23」ですが隔月発行なので今年最後の号となりました。やっと暑い夏が終わったと思ったばかりなのに、本当に一年が経つのは早いと思います。年の初めに能登の大地震をみて、世界の戦争も終わらずどことなく不安を抱えたまま年越しをするのでしょうか。そんな重い気分の歌を八首に編んでしまいました。私の分を載せますので全体が読みたい方はいつものようにこはぎさんのブログこちらからどうぞ。

「デスぺレートな夜に」

狸やら狐が武将に化けたのか緑だ赤だと平和な合戦

古本の匂いも嗅がずアマゾンの本の密林彷徨するのみ

たそがれにあなたの手相なぞりつつ明日の不安打ち消している

月見草明日の私が怖いから月よりの使者を待ちわびても無駄

唇は冷たい風を呼んでいる 小雀さむいか私もさむい

こんなにも金の鳥降る並木道 足ふみしめて通勤の朝

秋の日のつるべ落としは焼き芋がほっこり恋しい背中が寒い

夕焼けに君がラッパを吹いている ああ黙示録の夜明けが近い

🦊 🍂 📯 🦊 🍂 📯

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「毎日歌壇」掲載 焼きそばの

2024-11-01 08:09:24 | 毎日歌壇他

総選挙などもあって10月があっという間に終わってしまいました。主人が傘寿を迎えたのですが、しみじみとお祝いなどもしないで過ぎていきますね。さすがに長袖に上着という季節が巡ってきて突然の選挙で新聞歌壇の掲載日も少し変わったりしています。選挙の結果にはそれぞれの思いがあると思いますが、一党独裁みたいなことがなくなったのだけは良かったなと思います。

10月21日の「毎日歌壇」伊藤一彦選で掲載されました。伊藤さんは一年三ヶ月ぶりくらいで、一年に一回ペースならいい方です。10年前に新聞歌壇を始めた時一番初めに取られたのが伊藤さんでした。その頃は続けて取っていただいたなと懐かしく思います。

夕焼けを見上げつつ食べる焼きそばの海苔の香りが海を呼んでる     河野多香子

これは二句の「見上げつつ」が選者添削になっています。夕焼けを見上げているので公園か何かでコンビニの焼きそば弁当をひとり食べている景ですが「海を呼んでる」が選者の目に留まったかなと思いました。2016年にN短に伊藤選で三席放送されたときも「青」のお題で海を詠んだものが良い評価だったとなと思い出しました。月日の経つのは早いものしみじみとした気持ちにもなります。伊藤一彦様ありがとうございました。

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「赤いカンナの花咲けば」

2024-10-25 12:50:29 | ノンジャンル

「毎日新聞 女の気持」というエッセイの投稿記事を良く読むのですが、9月7日の欄に愛知県の鳥居重美さんというかたのエッセイが寄せられていました。「カンナの花の歌」という題で松島トモ子が唄って映画の主題歌でもあって、子供の頃凄く流行ったのに今は忘れられていると言う内容でした。

私より少し若い方で地方都市の暮らしだったというから映画そのものは(地域に五軒の映画館があった)私の方がよく見ていたと思うけれどその歌は知りませんでした。
急いで検索をしてみたら幾つもの記事があり、歌詞も載っていたので一番を引用してみます。

「赤いカンナの花咲けば」   西条八十作詞 古関裕而作曲

カンカンカンナの花咲けば
赤いカンナの花咲けば
回り灯篭はくるくるくるり
おしゃべり風鈴ちんちろりん

昭和30年代、松島トモ子と小畑やすしという少年少女のペアがとても人気で私たちは「たん子たん吉珍道中」という映画は何作か見た記憶があります。歌そのものは美空ひばりの流行歌には及びもつかないものだったと思うけれど、映画や初期のテレビにも出ていた記憶があります。皆それぞれに流行り歌には思い出があって、それがだんだん歌詞もうろ覚えになって行くのは淋しい事と思いますがネットの検索で思い出せることも増えてそれは良い世界だなと思います。

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「読売歌壇」掲載  ダンドボロギク

2024-10-18 08:00:03 | 毎日歌壇他

連休の日曜に北の丸公園に主人と行ってみました。今年は暑かったので秋めいた晴天にようやく出かける気になったのですが、北の丸公園には殆ど花が無くてまだ緑濃く、気持ちは良いなりに残念な気もしました。15日には日大病院の帰りに太田姫神社の萩が咲いているのを見ました。ヤッパリ秋はひと月遅れなのだなあと思いながら歌の中では秋を詠もうとしています。

10月14日の「読売歌壇」黒瀬珂瀾選で秋の歌をとっていただきました。読売歌壇は本当に偶になのですが、この週にとは思ってもいませんでした。

秋の野はダンドボロギクひめじょおんもう惜しくない君への想い    河野多香子

私らしい歌だと思うのですが、ちょっとデスぺレートな秋の想いは選者にどう映ったでしょうか。
これは9月3日に出したものなのでひと月以上ですね。黒瀬さんは二年ぶりです。三席の方は9月16日出しだそうで一週に外の選者との入選の重複は無い、という以外この新聞のことは良く分かりません。

昔は複数選者には出さなかったと中静さんは言っていたけれど今は皆さん多くの選者に投稿していると思います。私は二選者を隔週に出していますがそれが良いかどうかは分からないです。黒瀬珂欄様本当にありがとうございます。

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