「毎日新聞 女の気持」というエッセイの投稿記事を良く読むのですが、9月7日の欄に愛知県の鳥居重美さんというかたのエッセイが寄せられていました。「カンナの花の歌」という題で松島トモ子が唄って映画の主題歌でもあって、子供の頃凄く流行ったのに今は忘れられていると言う内容でした。
私より少し若い方で地方都市の暮らしだったというから映画そのものは(地域に五軒の映画館があった)私の方がよく見ていたと思うけれどその歌は知りませんでした。
急いで検索をしてみたら幾つもの記事があり、歌詞も載っていたので一番を引用してみます。
「赤いカンナの花咲けば」 西条八十作詞 古関裕而作曲
カンカンカンナの花咲けば
赤いカンナの花咲けば
回り灯篭はくるくるくるり
おしゃべり風鈴ちんちろりん
昭和30年代、松島トモ子と小畑やすしという少年少女のペアがとても人気で私たちは「たん子たん吉珍道中」という映画は何作か見た記憶があります。歌そのものは美空ひばりの流行歌には及びもつかないものだったと思うけれど、映画や初期のテレビにも出ていた記憶があります。皆それぞれに流行り歌には思い出があって、それがだんだん歌詞もうろ覚えになって行くのは淋しい事と思いますがネットの検索で思い出せることも増えてそれは良い世界だなと思います。