ミチノクヨリウラミツラミ

農家反発「作りすぎ」ポスター
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080226k0000m040074000c.html

戦時中は収穫した端から軍に取られるから作った米は食べた試しが無
い。
私じゃなくて父方のじっちゃんです。飢えしのぎに塩をかじっていたという岩手のお話。

戦後は家の周りの栗林を勝手に更地にされて「もっと米を作れ」といわれ、
半世紀経って飽食の時代が来たら「お前ら何作りすぎてるんだよ！」とな。
226Ⅱ起こすぞゴルァ（笑

それはさておき、食料の国内自給は今のうちから対策しておかないとやばそうです。
中国やアジア諸国から安く仕入れてる食べ物だって、いつまでもこの値段じゃありません。

国の内外を問わず今の好景気なんて砂上の楼閣も良いところ。
万人が具体的に何が如何成長してるのかわからんような企業の株を買い漁ってる現状は、
さながら何時ぞやの大恐慌の前夜を髣髴とさせる訳でして・・・。
食料のように必然的に消費されるものと違い、今日本が世界へ売っている車やらテレビやらは、ある程度行き渡ってしまえばそれ以上消費が伸びるなんて事はアリエナイ筈だと思うのですよ。
大体世界中で流通する金の全体量が決まっているのに特定の国の経済がいつまでも上向きだなんて変な話です。
ある程度の金を世界から吸収し、それを上手く国内で循環させる事が出来れば、経済の成長は横這いになっても国民一人一人の生活はもっと豊かになる筈なんですが、目先の数字の上昇にしか興味が無い我々日本人やアメリカ人には無理だったようで（笑）。
それ以上昇れないもんをむりやり急上昇させると失速して堕ちる訳ですが、国がこれやっちゃうと後が大変。
落ちるとこまで落ちると軍備拡張で大枚叩いて無理やり経済を循環させようとする訳ですが、実は現在日本もこのあたりだったりして。
（あの戦闘機堕ちたから欠陥だの、あの船燃えたから新しいの建ろうだの）
アメリカはもう一段階進んでて、溜め込んだ武器を消費するためにヘリクツこねて戦争までおっぱじめちゃいました。
出来ればアジアでも戦いたいんだけど自分は中東で手一杯だから、代わりに60ん年前に封印したサムライを呼び覚まして暴れさせようだなんて、本当良い趣味してますよね♪

長くなりましたが閑話休題。まだ食糧自給の話は続いてるんです（笑）。
砂上の楼閣が崩れ去ればオージーもテキサスも松坂牛に、オレンジはザボンに大変身。
そこで一声「牛が無いなら鯨を食べれば良いじゃないの」
某フランス貴族ではなく、マッカーサー元帥の御言葉の最採用です。
世界中から非難轟々の調査捕鯨ですが、確かに北極海まで出張ってマッコウを殺す必要性が何所にあるのかはちょっと疑問。
殺す代わりに片っ端から発信機なりIDタグなり打ち込んで追跡、種類別の頭数を具体的な数字に示し、日本近海でのミンク漁の再興を図るべしというのは素人の考えでしょうか？

日本の捕鯨は太古より続く伝統文化。
以前、江戸初期に木版印刷された農業の本に鯨漁の様子と鯨の種類が詳細に記されているのを見た事があるのですが、現在その本を探索中。
見つけ次第、どこぞの街頭で「にほんのホゲーにデントーセーなんてありませ～ん」なんてのたもうてた緑豆日本支部のねーちゃんに叩き付けに行ってやろうかと。