@koyanの小言

ちっちゃな、ちっちゃなクルマの修理屋さんのブログ。
日常起こった出来事に感じたことを思ったままに・・・

悩めるカムシャフト(備忘録)

2016年10月30日 | Weblog


PP1 カムシャフト。


いわゆる、”ビートカム” が


トゥデイに比べてハイカムなのは


昔から有名な話ですが


ナニがどれくらい、ハイカムなのか


Google先生におたずねしても


具体的な回答は、返って参りません。





「それならば!」 と


ノーマルトゥデイ ・ Mトレトゥデイ


そして、ビートカムの実機3本を


見比べてみたのですが・・・・・






さっぱりわからん(笑)、、おはようございます。





ソコで、だ。


調べてみました。。


ここから少し、変態チックな内容になるので


苦手な方はスルーして頂きたい。。





まずは、 PP1カム から。


この内容は、一部のマニアの方達からも


公表されているので、


さほど珍しい数値ではありませんが・・・一応。


文献によりますと


INバルブの作用角は 205° 。


EXバルブの作用角は 203° となっています。


リフト量が不明なのですが


基準値は同じだという判断で


次に、トゥデイを見てみましょう。





文献、左から


ノーマル(PGM-FI) は


IN・EX ともに 作用角185° 。


Mトレ (MTREC) は


IN 200° EX 198° と記載されています。


なかなか、このデータが 


Google先生からは教えてもらえません。(苦笑)


噂レベルでは、 PP1 と MTREC が


似たような数値なので、交換する意味はない


などと書かれていましたが


文献数値上では 5° も違う。


実測していないので


あくまでも想像域での話ですが


リフト量を0.1mm位まで狭めてやれば


作用角の違いは、もっと大きくなるのではないだろうか。


また、計算上の話ですが


中心角に換算しても 2.5° も


高回転寄りになるのだから


この PP1カムシャフト を


使わない手はない!


と、思うのですが。。



ただ・・・





コレも有名な話。。。


カムシャフトの後端、、


デスビの駆動部分の形状が違うんですよねぇぇ・・・。


作用角 たかがプラス5° 。


されど ・・・プラス5° 。


気分的には使いたいんですけど


機械加工に出すまでの予算は組んでない。


さて・・・どーするべきか???





ええーーっい


切っちまえ!、、、さようなら。。




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