
夏といえばフジパンのパインぱん。
ドライパイナップルが入ったコッペパン。
毎年7月頃から、スーパーなど店頭に並び始め、
これが並びだすと、いよいよ夏本番って感じがする。
フジパンのパインぱん。
ドライパインがたっぷり入ったコッペパン。
パッケージにはパインおねえちゃん(勝手に命名)。
そして今年も当然、パインぱんを買って食べている。
パッケージに描かれた、パインおねえちゃんも楽しませてもらっている。
だが今年は、このパインぱんとは別に新たな商品を発見してしまう。
その名も、“ぎっしりパイン蒸し”。
その名のとおり、蒸しパン。
パッケージの雰囲気はパインぱんそのまま。
パインおねえちゃんもそのまま。
往年のパインぱんファンとして、これは買わずにはいられない。
さっそく購入して食べる。
ドライパインの密度はパインぱんよりも高い。
開けると、やっぱり蒸しパン。
ほんのりレモンイエローしたおいしそうな蒸しパン。
“ぎっしり”の表現どおり、生地の表面にぎっしりとドライパインの粒が確認できる。
蒸しパンらしく、薄い紙の器(正式名称が判らない)が付着している。
これを剥がすのが地味に嫌いだったりする。
この紙が、すんなりと剥がれればいいのだが、多くの場合そうはいかない。
紙にべっとりとパン生地が付着しようものなら、
貧乏性の自分は、それをつまんでむしり取って食べる作業もしなければならない。
手も口の周りもベタベタになってしまうのだ。
この紙の器無しで蒸しパンが作れる技術ができれば、ノーベル賞ものだよ!といつも思う。
ふんわりおいしい。
蒸しパンの紙の器の話は置いといて・・・。
ふんわりとしておいしい蒸しパン。
生地自体もほんのり甘いが、なんといってもドライパインが効いている。
蒸しパンのふんわり食感に、パインのシャキッとした食感がいいアクセント。
そのトロピカルな甘さも、ほんのり甘味の生地にいいインパクト。
蒸しパンっていうと、お芋や小豆なんかを連想してしまうが、
なかなかどうして、ドライパインも合うじゃないか。
そういや りんごやレーズン、ブルーベリーなんかもあるし、
なんでも合うっちゃ合うのかもしれない。
こちらにもパインおねえちゃん。
“凍らせてもおいしい”らしい。
パッケージに“凍らせてもおいしい”とあった。
これまで、そんなうたい文句のあった菓子パンがなかったわけじゃなく、
いろいろ言われたとおりに凍らせ、あるいは冷やして食べてみたが、
どれもさして美味しいとは思えなかった。
蒸しパンってのは初めてだ。
騙されたと思って冷蔵庫で凍らせてみた。
凍らせた蒸しパン。
さっそく開封。
カチンコチンになっているわけじゃなく、
“ふんわり”が、“ずっしり”になった感じで蒸しパンが出てきた。
凍らせたパイン蒸し。
食べてみたら、しっとり美味しい。
シャリシャリしているかと思ったが、しっとりとしていた。
蒸しパンって、そんな水分を含んでいるわけじゃないんだ。
ふんわり感はなくなっているが、これはこれで濃厚になって美味い。
そして何よりもドライパイン。
これが冷たくシャリシャリになっていた。
常温でも冷凍でも、ドライパインがいい仕事しているッ!
シャリシャリではなく、しっとりとしていた。
今年初めて見つけた、パイン蒸しパン。
パインぱん同様、けっこうリピートしている。
パインぱん、例年、お盆前後くらいには姿を消してしまうので、
パイン蒸しも、それと同時期くらいになくなってしまうだろう。
食べられるのはあとわずか。
パインぱんが店頭から姿を消すと、夏が終わるなあ・・・って感じるのだ。
パイナップル!
パインぱん、例年どうりの販売期間なら、
もうすぐ姿を消してしまいますのでお早目に。
まあごくごく普通のコッペパンに、
ドライパイナップルが入ってるだけなんですけどね。
これがシンプルで美味しくって毎年食べています。
今日も2本買ってきました!