ネパール中部の中国・チベットと接するチベットと同様の乾燥地帯。主にチベット人が居住する。ジョムソム(2800m)が郡都。最近まで外国人の入域が制限されて来たことから禁断の王国と呼ばれている。
アクセス:乾季ならポカラから飛行機で一っ飛びだが、雨季は悪天候のため飛行機が飛ばない。今回(2024年8月)も、滞在期間中、飛行場では一機も見なかった。日が高くなると風がもの凄く強くなり、帽子を手で抑えてないと飛ばされそうになるくらいだ。チャレンジングな空港だ。数年前に外国人旅行者も事故で亡くなっている。
ちなみに、今回安全だろうとカトマンズーポカラ間を飛行機で移動したが、滞在期間中、ポカラ空港で離陸失敗し20名位亡くなった。どこも気を付けないといけないようだ。
陸路での移動も雨季は崖崩れだらけで、今回も通行止めになるほどでなかったが、3−4箇所崩れていた。今年は雨が少ない予想で、雨季でもムスタン行きは可能だろうと考えての訪問だ。スムーズに行けば、ポカラを朝のバスに乗れば夕方には着いてしまう。
ジョムソムの街並み (標高 2800m)
シーズンオフで外国人旅行者は非常に少なく閑散としていた。ヒマラヤは雲がなく山がよく見える冬がシーズン。そもそも雨季は奥地に行くこと自体が難しい。
ホテル代
グーグルの地図上に出たホテルの値段が軒並み1万円を超えていたので、カトマンズやポカラより相当物価が高いものと覚悟していた。また現地での両替事情が分からなかったので、大量のネパール・ルピーを現地に持ち込んだ。しかし、ジョムソムにはATMは少なからずあり(実際には試していないが)、また、1万円超のホテルはツアー客向けの三つ星ホテルで、他にこじんまりしたリーズナブルなホテルもたくさんあり、現金が大量に余ってしまった。シーズンオフということもあってか、どこもホットシャワーが使えて、一泊、1500-2000円位で泊まれた。
アッパー・ムスタンとローワー・ムスタン
ムスタンは南北二つに分けられ、中心のジョムソムはローワー・ムスタンにあり、アッパー・ムスタンのローマンタンへは、入域許可がより厳しく
ローワー・ムスタンの更に南半分は、乾燥帯への移行地帯で比較的降水量があり夏場は緑美しい。
ティティ湖から仰ぐダウラギリ峰(8167m)
カリ・ガンダキ ムスタンを南北に貫いて流れる。河原はだだっ広くムスタンらしい風景になっている。しかし、ローワー・ムスタン最南端の写真手前あたりから川幅は急に狭くなり、標高も数キロで一気に7−800m下がる。フローラ(植物相)も温帯林から亜熱帯林に変わる。
ジョムソム付近のカリ・ガンダキ (車窓より)
ローワー・ムスタン最南端から2−30kmで、森林地帯から砂漠地帯に変わる。
ムクティナート寺院 (標高3800m)
ジョムソムから20km位のところにあるヒンズー教と仏教の折衷寺院。資料によるとヒンズー教寺院とあるが、本宮はヒンズー様式以外、チベット仏教のマニ車や大仏もある。多角経営のようだ。インドからの巡礼者が多かった。
ホテル建設ラッシュ 門前町が発達しホテルが立ち並ぶが、1−2年で収容人数は20−30%増えそうな勢いだ。コロナ禍で大変な状況だったと思われるが、攻めの経営に転じている。
調査の前半は天候に恵まれたが、終わり近く降水量が増えてきて、崖崩れで帰れない恐れが出てきたので、3−4日も予定を早めてムスタンから出た。調査が完結せず尻切れ蜻蛉になってしまった。
アクセス:乾季ならポカラから飛行機で一っ飛びだが、雨季は悪天候のため飛行機が飛ばない。今回(2024年8月)も、滞在期間中、飛行場では一機も見なかった。日が高くなると風がもの凄く強くなり、帽子を手で抑えてないと飛ばされそうになるくらいだ。チャレンジングな空港だ。数年前に外国人旅行者も事故で亡くなっている。
ちなみに、今回安全だろうとカトマンズーポカラ間を飛行機で移動したが、滞在期間中、ポカラ空港で離陸失敗し20名位亡くなった。どこも気を付けないといけないようだ。
陸路での移動も雨季は崖崩れだらけで、今回も通行止めになるほどでなかったが、3−4箇所崩れていた。今年は雨が少ない予想で、雨季でもムスタン行きは可能だろうと考えての訪問だ。スムーズに行けば、ポカラを朝のバスに乗れば夕方には着いてしまう。
ジョムソムの街並み (標高 2800m)
シーズンオフで外国人旅行者は非常に少なく閑散としていた。ヒマラヤは雲がなく山がよく見える冬がシーズン。そもそも雨季は奥地に行くこと自体が難しい。
ホテル代
グーグルの地図上に出たホテルの値段が軒並み1万円を超えていたので、カトマンズやポカラより相当物価が高いものと覚悟していた。また現地での両替事情が分からなかったので、大量のネパール・ルピーを現地に持ち込んだ。しかし、ジョムソムにはATMは少なからずあり(実際には試していないが)、また、1万円超のホテルはツアー客向けの三つ星ホテルで、他にこじんまりしたリーズナブルなホテルもたくさんあり、現金が大量に余ってしまった。シーズンオフということもあってか、どこもホットシャワーが使えて、一泊、1500-2000円位で泊まれた。
アッパー・ムスタンとローワー・ムスタン
ムスタンは南北二つに分けられ、中心のジョムソムはローワー・ムスタンにあり、アッパー・ムスタンのローマンタンへは、入域許可がより厳しく
ローワー・ムスタンの更に南半分は、乾燥帯への移行地帯で比較的降水量があり夏場は緑美しい。
ティティ湖から仰ぐダウラギリ峰(8167m)
カリ・ガンダキ ムスタンを南北に貫いて流れる。河原はだだっ広くムスタンらしい風景になっている。しかし、ローワー・ムスタン最南端の写真手前あたりから川幅は急に狭くなり、標高も数キロで一気に7−800m下がる。フローラ(植物相)も温帯林から亜熱帯林に変わる。
ジョムソム付近のカリ・ガンダキ (車窓より)
ローワー・ムスタン最南端から2−30kmで、森林地帯から砂漠地帯に変わる。
ムクティナート寺院 (標高3800m)
ジョムソムから20km位のところにあるヒンズー教と仏教の折衷寺院。資料によるとヒンズー教寺院とあるが、本宮はヒンズー様式以外、チベット仏教のマニ車や大仏もある。多角経営のようだ。インドからの巡礼者が多かった。
ホテル建設ラッシュ 門前町が発達しホテルが立ち並ぶが、1−2年で収容人数は20−30%増えそうな勢いだ。コロナ禍で大変な状況だったと思われるが、攻めの経営に転じている。
調査の前半は天候に恵まれたが、終わり近く降水量が増えてきて、崖崩れで帰れない恐れが出てきたので、3−4日も予定を早めてムスタンから出た。調査が完結せず尻切れ蜻蛉になってしまった。