子供より子供な親父のぼやき

二人の子供がいますが、子供より子供です

『TGSナウ!2010』

2010-09-20 09:24:35 | モンスターハンター
どうも。

無事終了したTGS2010っすが、
お待ちかねの、
モーガンさんのレポートが
届きました!!

もう一つのTGS2010を楽しんでくださいね^^

どうぞ~~




「狩りなくして我が人生無し」 今も細々とトライを続けるワシ


そんなワシにとって目下の楽しみは、最新作であるP3rd

そして聞こえてくるTGSへのプレイアブル出展のニュース
今年もこの季節がやってきたか…

年々注目度が上がっているモンスターハンター、それの最新作
2006、2008 過去の激戦の思い出が頭をよぎる
プレイアブルは更なる激戦が予想される

TGS

歴戦の勇士としては(自分でいうなw)参戦せねばなるまい!

決意も新たにタケさんブログに出撃の意向を書き込む
これで退路を断ち、気合を入れて当日を待つ


今回の出撃も、2008の戦友レイさんとの同行ミッションとなる

前回の反省を生かし「始発のチョイ前に現地着」等とヌルいコトは
言わず、出れるタイミングで出ちまおう

折りしもレイさんは時期ズレの帰省中であり、当日は広島から
帰ってきて直での参戦というハードスケジュール
彼からの連絡=進軍の合図となる

TGS当日

AM0:30にワシは帰宅、彼からの連絡を待つ

AM2:30、レイさんより「ワレ帝都ニ帰還セリ」の連絡があり
遂に作戦は発動された!

まだ暗い都内を駆け抜け、目的地の湾岸習志野インターで降りる

側道に車を止めハザードを点けタバコを一服
時刻はAM3:00を少し過ぎたあたり、まだ肌寒い
ブルゾンを引っ掛け、体力の温存に努める

と、後ろから野太いエンジン音が聞こえてきた、レイさんのGTRだ

「行きまっか!」

「おぉ~!!」×2

お互いの気合を確認、速やかに会場を目指す
駐車場に車を止め、徒歩移動を開始 会場までは徒歩3,4分
角を曲がり会場が見えてくると、そこには不思議な光景が・・・

会場を挟んでの道向かいに、座っている奴らがチラホラ
程なく謎は解けた。

会場入りしようとする者を主催者側のパトロールが阻止し
敷地外へと撃退しているのだ。
新しい敵の出現、ガキ供はうろたえ、遠巻きに侵入する機会を窺う

しかし、オッサンであるワシらは一味違う

「恐らく奴らが決めた会場時間が来たら入口が開かれるだろう
 その時に備え、ベストポジションを確保するのだ!」

「イエッサー!」

ワシらは会場入口の目の前の信号脇に陣取り、その時を待つ
違う予測を立てたものが会場の周りをパトロールしている
遂にtgsは情報戦の要素も持ち始めた、という事か・・・

その時、レイさんが何やら会話をしている
見ると松野明美風のお姉ちゃんに話しかけられた様だ
入口の場所や会場時間をあれこれ話し合い、お互いの健闘を祈った

そうこうしているうちに時刻が4:30を越え、あたりで動きがあった
会場入口にスタッフが集合、なにやらミーティングを始めている

遂に始まるのだ、戦いが・・・

するとスタッフがメガホンを取り出し、我々にこう告げた

「始発組みが到着してからゲートオープン致します。
 それまでは入場は許可致しません。」

徹夜組に対する主催者側の回答がこれだった・・・
「徹夜などしても無駄、おとなしく始発で来い。」という事なのだろう
まぁ主催者側の気持ちも解る。
徹夜組に対処する為、夜通しのパトロールなどしたくは無いわなぁ

無駄に待たされたという気持ちが強いのか
「俺らをバカにしてんのかコラ?」殺気立つ徹夜組
しかしまぁ、ワシらは今日一度でもプレイできればそれでいい

当たりが充分に明るくなった頃、
「もうすぐ始発組が到着するそうです」とメガホンから告げられ
あたりに緊張感が漲る

そして始発組の行列が見えた、まだか?GOサインはまだか?
そんなワシらをあざ笑うかのように始発組が会場入口に到達
と、同時に「入場、OKでーす」とメガホンが告げる

一斉に走り出す徹夜組
「走らないでー!」のメガホンの声を、彼らの怒号が掻き消してゆく
その光景は夕にゃんの「ロッキー!」コーナーを彷彿とさせた

かつて駆け抜けたこの道を、今回は早歩きで踏破してゆく
走る者は係員より注意が飛ぶ、はやる気持ちを抑え、黙々と歩く

このコーナーを曲がれば2008年に待ったあのポイントが見える
ドキドキしながらコーナーを曲がる
数年前の辛く長かった戦いを思い出しながら黙々と歩く
そして、前回の待ちポイントを通過し更に進む
行列は入口への最終コーナー手前で止まった。
早速ワシらの前にいる人数を数える、、、なんと100人程度

「レイさん、ワシらは勝ち組か?」

「イエッサー!」

この時点で5:30ぐらい、後は暇に耐えつつスタート時間を待つのみ
持参したPSPでしばしゲームを楽しみつつ時間をつぶす
この時、待ち行列に主催者側のハイエナが忍び寄り悪魔の囁きを

「TGSサポーターズクラブへのご入会はいかがですかぁ~」
この時点でのご入会でも限定グッズの配布、優先入場が御利用いただけます」

この時点で囁きに負けるヤツらがチラホラ
「ここまで来て負けるこたぁねぇのになぁ」とレイさんが吐き捨てる

しかし、このセリフは後に多少の後悔を残す事になる

9:00を越えたあたりでトイレ&飲み物購入から戻ってきた前列のカップルの
女子が彼氏に告げた言葉がワシらを不安に陥れる

女子:「優先入場の枠?それって1600人とかあるらしいよ」
彼氏:「え?ええっ?じゃあもうほぼアウトじゃん!」

ワシはたまらず女子に確認した「1600人!本当なのか?!」
女子:「係りの人がそう言ってたから・・・」

ワシとレイさんと彼氏はその場でガックリとうなだれた。
途端に漂う負け組みムード
囁きに負けていたアイツらこそ勝ち組だったのか!
しかし、もはや後には引けない。
不安に苛まれながらも「可能性は0じゃないよな」とレイさんと彼氏を
奮い立たせ、スタート時間を今か今かと待ち受ける

「では、前の列の方々から順番にお進みくださーい」
メガホンがそう告げ、列が動き出す。じきにジャッジが下るのだ

会場入口を潜り抜けるとAゲートとBゲートが見えてきた。
今回はプレイアブルの整理券をこのゲートにて配布する方式
なんぼ頑張ろうが、お一人様一回限りという事だ
みればまだAコースのP3rdのコースに「終了しました」の表記は無い
脚の親指にジワリと力を込める

入場を制していた係員の左手が上に上がり、ワシはスタートを切った
長い長い迷路のような順路を潜り抜けると係員が見えてきた
遂に配布係からワシに勝ち組の象徴が手渡される!
「整理券でーす」
「超ありがと!」

ここでレイさんと再び合流、お互いの整理券を確認
「10:40 マルチプレイコース」×2

ワシ&レイさん:「ぃよっしゃぁ~!!」

レイさん:「さぁ、いこうぜ、モーさん」
ワシ:「いや、まだやり残しがあるだろう」

?マークが頭に出ているレイさんを尻目に振り向くワシ
そして無事整理券をゲトして出てきたカップルとハイタッチ!

ワシ&レイさん&彼氏「うぉぉ~っ!」

一緒にこの道を進めばもはや戦友

 この風、この肌触りこそTGSよ!

彼らはシングルプレイコースの整理券をゲットした模様
互いの健闘を祈り、それぞれの道へと別れた

あとは10:40を待ってカプブースに突入するのみ
しかし待ちきれず直でカプブースへ、プレイ画面を見つつ闘志を高める

まず流れていたのは「ティガレックス亜種討伐【火山】」
プレイヤーは双剣、無難すぎる立ち回りで見ててちょっとヤキモキ
しかし、見てて感じたのは判定の変化
「あぁー当たっちまうぞ」ってトコでも結構当たらないティガの攻撃
何気に当たり判定はいわゆる「見た目どおり」に結構変化している模様
いろいろ分析しつつティガ亜種を狩れる日に思いを馳せる
そいつの時間切れの次は、折りしもワシらが挑むつもりの
「大連続狩猟【渓流】」が流れてきた、プレイヤーはスラアク。
プレイアブルのクエスト時間は15分、アオアシラとジンオウガの連続狩猟

このスラアクが不慣れなのか、コンボは繋がないわ視点移動は荒いわ
全然参考にならんやないか~ぃ!
見てて激しく酔いそうになるも、我慢して視聴を継続

やたら立ち上がるアオアシラ、狭いタゲに群がりお互いに干渉しまくるPT
7、8分経過あたりでようやくアオアシラが力尽き、
いよいよメインディッシュの登場である

装備についている自動マーキングスキルのおかげでモンスの出現位置が解る
自分らのプレイ時の為に出現位置を頭に叩き込む

ゆうゆうと歩いて登場してくるジンオウガ
ようやく登場したメインディッシュの姿にあたりもどよめく

多彩な攻撃の中にも雷エフェつきの溜めモーションぽいのがあり
この後の攻撃に当たると雷やられになる模様
連タゲくれば死ねるコムボを想像し、身震いが起こる

さしたる有効打も見れぬままそのPTの時間切れを見届け、いよいよ時間到来
レイさんと供にプレイアブル待ちの行列へと身を投じる

さぁここでもうひとつ、tgsの洗礼が待ち受ける!
ズンズンと歩を進めたその先には!

なんと・・・親子連れ
(中学生くらいの息子とお母さんの二人組み)

早速ワシらの値踏みが始まる

レイさん:「厨房は上手いかアカンか、五分五分でしょうな」
ワシ  :「しかし、厨房が上手くてもお母さんが・・・」
ワシ&レイさん:「う~む・・・」
ここで周りをキョロキョロ

レイさん:「どうせならアッチと組んでみません?」

レイさんが指差す方向には、会場前でレイさんに話しかけてきた
松野明美風お姉ちゃんが!
ジャガー横田の旦那風の彼氏を引き連れ、ワシらの少し後ろで列待ちをしていた

レイさん:「どうせやられるにしても、多少知った顔のが腹も立たないかと・・・」
まぁムカついた時に、この親子連れよりは好意的な態度を取れるかもしれん

なかばバクチではあったが、彼らに意思確認し、組む事を決定
少し後ろに移動し、改めて挨拶を交わし
続いて、超気になっているMH歴や使用武器を確認、彼らの一言目

「超初心者なんで、よろしくお願いします~」

オワタ、超オワタ・・・レイさんも「こりゃあ太刀×2っすね」と小さく呟く

恐々と ワシ:「何使う予定っすか?」

松野:「一応太刀にしようかなぁ~って」
ダンナ:「つーか、コレぐらいしかマトモに使った事ないんで、エヘヘ」

エヘヘじゃねーし! つーかお前らにも言っておこう


 T G S は 遊 び じゃ ね ぇ ん だ よ !!


しかしワシらは大人、落胆した顔など見せません
心の中で、チャンスには遠慮なくスタンプぶっぱする事を決定し順番を待つ

ようやく入口に差し掛かり、プレイアブル特典のショルダーバッグを首に掛けてもらい
プレイアブルの席に着座

さぁ~て、プレイに集中するべくイヤホンの差込口を探すも・・・ねーし!

スタッフに聞いた所、「少しお待ちください」と待たされた後、別の者が出てきて

「すみません、マルチのプレイアブル機には付けられないんです」

思わぬ伏兵にビックリ、カプコンさんよぉ、もちっと考えろやゴルァ!!

しょうがねぇ、気を取り直し、いざスタート
アオアシラへの最短ルートをレイさんと突き進み対峙し、狩りがスタートする!

やはりコイツ、やたらと立ち上がり、なかなかいい所斬らせてもらえない・・・
更にはレイさん(大剣)の抜刀、に続きワシの溜め2アッパー!orスタンプ
の所にやたら入ってくる太刀×2が吹っ飛びまくる、
やはり初心者、メリ込み気味の立ち回りが炸裂だ

そこで、「歩き主体でまとわりついてコンボ稼ぐ系」にシフトし、
なるべく干渉しない、を心掛ける

決定打を欠いたまま時だけが過ぎ、5分が経過した

焦るワシら、焦らないカップル!

そこから1分程でアオアシラが撃沈、剥いでも回復Gなので
死体ガン無視でジンオウガが湧く5番へ直行する

レイさんが速攻で落とし穴を置きはじめたので、誘導のタゲ稼ぎの為に
落とし穴のチョイ後ろで応急薬連飲み&砥石使用

と思ったら両脇からジンオウガに切りかかる太刀×2、
お前ら二人以外でやった事ねーだろw

微妙にムカついたのでスタンプの封印解除、アグレッシブにいくぜ!

ジンオウガの攻撃はどれも範囲が広く、隙も少なめ
暴れた後は距離も離れ目、と攻めづらい事この上無し

出来ることからコツコツと、地道に攻撃を当てていく
とその時、「残り時間5分」の表示が!

焦るワシら、焦らないカップル!

そして突っ込み気味にいっていたレイさんが1落ち
「ぐわー (T_T) スマセン!」

程なく松野明美が2落ち目「あーん、くっそぉ~!」
そしてビビった旦那は隣マップに非難して回復ガブ飲みしている様子

状況的にはヤヴァイが立ち回り的には千載一遇のチャンス!
ここで稼いでおかねば!!

ここでようやくチョイチョイ頭に攻撃ヒッツ!レイさんが戻ってきたあたりで
ヤツの片角がボッキリと折れた!
レイさん:「グゥゥゥッジョブ!!」

するとジンオウガがエリア移動、目を血走らせて追撃だぜおぅいぇ!!
見ればジンオウガに疲れが見える、こりゃあチャンスってヤツですか?!

ようやくカップルも合流、一気呵成の型で攻めるのだ!
と思ったらここで時間切れ・・・・・

討伐出来ぬのは悔しかったが、やっぱ新マップやら新モンスは格別
それなりに楽しかった。

ワシらのPTがハムマ・大剣・太刀の構成だからか目新しさは味わえなかったが
当たり判定の調整など、良ゲーの予感はしっかりと漂っていた。

プレイアブル、という目的を果たしたワシらだが、次なる目的があった

それは 「狩友 もじゃ との合流」 である

入場待ちの時間中、タケさんブログにカキコしたのだが、その際に
タケさんから来たメールにて「もじゃさんが兄貴との合流を希望してるんで」
とあったのだ

とはいえ、会場はどのブース周りもまともに歩けぬ程の混雑ぶり
合流に適した場所を探し館外へと逃れる

この建物と建物の間ではコスプレチームが陣取り、撮影場所と化している
丁度スト2のコスプレチームが居たのでその前に陣取り、もじゃさんに
「コスプレコーナーでスト2のコププレみて笑ってます。 よかったらこっち来ます?
 ワシは黒ずくめで吉田カバンのショルダー下げてるヒゲ面です。」とメール

何通か現在地を知らせるメールをやり取りし、エドモンド本田のメイクが
汗で流れきる前に無事合流できまんた

不思議なもので、初対面でも話が尽きない
しばしその場でモンハン談義に花が咲き、結構長い時間立ち話

とりあえず彼も無事整理券(14:20の部)を得ていたようでなにより、
それまで一緒にメシでも食うか、と飲食コーナーに移動するも
ここもまた人、人、人

げんなりとして再び館外に離脱、タバコ吸いながらメシどうするかを相談
時間的にまだ余裕があったため、駅地近くの建物まで戻り昼食を取る事に

メシを食いつつ、もじゃさんにワシタケさんとの奇跡の出会いの話等をし
もじゃさんのご家族の話等も聞きました。

もじゃさんはご家族の話をする際には一際いい笑顔を見せる。
コイツもナイスガイだなぁ、等と思いながら楽しく談笑

そうこうしているうちにもじゃさんのプレイ時間が近くなってきたので
会場にトンボ帰りカプブースへと見送り、ワシらは再びプレイ画面を見ている事に

整理券効果か、一旦待ちの列についてからプレイまでの時間は
これまでより断然短く、10~15分程でプレイアブル席にありつける

「もし次があれば、もう始発でええよね」と話しながらプレイ画面に見入る
2チーム分程みたあたりで「いまおわりました」のもじゃさんメール

再び合流し、彼のプレイアブル所感等聞き、後日出る体験版の事なども話題に上がり
また盛り上がりまくり

かつては一人で挑み始めたこの戦いも、気がつけば3人PTに
戦友が増えるほどにやはり楽しい

とりあえず3人ともメインディッシュは済んだので、
渋滞に巻き込まれる前にそろそろ撤収、という事になった

電車で帰るもじゃさんを見送る際に、今度はP3rdのオフ会やろう!と固く誓い合った

今回のTGSも苦戦に次ぐ苦戦の連続だったが、苦労した以上の楽しさがあった

P3rd以降、MHの新作が出るかどうかは解らんが、
もし出て、TGSへの出展があればワシは間違いなくここへ戻ってくるだろう

もちろん、その時は3人で。