2014年衆院選 大阪10区終わりました。

土曜、日曜にかけて、こんなブログに大挙押し寄せていただいたようで
ありがとうございます。

なにかの役に立ってるのかと思いながらも結果が出ましたので少々書き残しま
しょう。

高槻市
当日有権者数　289,882　　　　　前回290,616
投票者数　　　167,021　　　　　前回184,106
投票率　　　　 57.62 % 　　　前回 63.35 %

島本町
当日有権者数　24,741　　　　　 前回24,776
投票者数　　　15,655　　　　　 前回17,010
投票率　　　　　63.28 %　　 　 前回 68.66 %

合計
当日有権者数　314,623　　　　　前回315,392
投票者数　　　182,676　　　　　前回201,116
投票率　　　　　58.06 %　　　　前回 63.77 %

前回と比較して、かなり投票率が落ちました。しかし、全国的に見ると投票率
は高い方ではないでしょうか？
落ちたと言っても、通常の大阪10区の投票率ですしね。
これは、自民、民主、維新の三つ巴の注目選挙区ということも影響しているの
でしょうか。

さて、得票数を見てみましょう。

高槻市
1 辻元 清美　　　61,725（高槻55,813+島本5,912）
2 おおくま 和英 53,160（高槻48,921+島本4,239）
3 松浪 ケンタ 50,516（高槻46,713+島本3,803）
4 浅沼 和仁 14,318（高槻12,853+島本1,465）

高槻合計＝164,300（無効2,721）
島本合計＝ 12,489（無効3,166）
※島本の無効票はなんでこんなに多いのかな？20％ですよ（笑）誰か教えて！

辻元、島本町が強いですね、これは左寄りの町民が多い証左です。
ここ島本町で松浪に2,109票もの差をつけています。有効投票数の実に16.88％に
あたります。
合計でも12,500弱程度ですが、競り合った時には大きな差となるでしょう。

今回の選挙、大隈が思ったよりも頑張りましたね、、というよりも公明党、創価
学会が頑張りました。
選挙協力はすごいですね、が、しかし…

比例票（高槻）を見てみますと…。
自民41,645（前回37,896）に対し公明20,628（前回19,715）となっています。
公明党は小選挙区は「おおくま」比例は「公明党」とのお約束だったと勝手に思
っていますが、おおくま支持者は比例に公明党とは思ったほど書かなかったこと
がわかります。
みなさん、政教分離の原則をよく理解してらっしゃるのかな？

選挙協力は全体ですから、大阪で公明党が候補者全てを当選させているのは、自
民党がその選挙区に候補者を出していないからですので、これが選挙協力という
ことなんでしょう。

さぁ、どうでしょう。
辻元が人気を伸ばして当選した？　それはないですね、いつもの支援者や組合の
組織票だけで、上積みも特にない。
単に、自民と維新が票を食い合うという状況となり、辻元を助けただけの選挙だっ
たのでしょう。

何れにしても、大隈、松浪共にギリギリで比例復活。おめでとうございます。

今回は、自民党への風があり大隈が松浪を上回ったが、風吹いてこの得票数。
どちらかと言うと逆風の維新の党、松浪が頑張ったと見ていいのではないでしょう
か。

次回の選挙。
大隈が支援者を増やし挑めるか？　しかし、1年生として国会で目立つことが期待
できない以上、次回はこの得票は難しいかもしれません。
一方、松浪は維新でそこそこのポジションを得るでしょう。あとは地元の支援者
をどれだけ増やせるか。
しかし、辻元の固定票を上回るには相当な努力が必要であり、今後も注目の選挙区
となりそうです。

この高槻は左寄りで、組合もほとんどそちらよりの街です。
この勢力を減らすことはなかなか難しい。

保守勢力を強くするのは、やはり眠っている投票に行かない有権者の約半分の方々
が、政治に興味をもち投票に行くことだけです。

この稚拙なブログが、その一助になればと今後も書き続けたいと思います。