徒然庵

Taka@書き人
日常のとりとめのないこととか。
足跡など残していただけると、Takaが泣いて喜びますヾ(;∇;)ゞ

偽造

2005-11-29 23:15:45 | 徒然

最近忙しくてなかなかTVを見る機会が無いので、
巷で騒がれている耐震構造偽装問題についてはさっぱりクエスチョンだったわけですが、
たまたま休みだったので今日の国会答弁を途中から途中まで(ぉ)見てました。
で、なんとなく微妙に把握仕掛けてきた段階ですが、独断と偏見でワタクシから一言。

藤田東吾、がんばれ。

超がんばれ。

一応家業が建築関係なのでこの辺のところは良く分かるんですが、
相当な苦悩と覚悟の末このイーホームズの漢、藤田東吾は告発したものと思われます。
しかも、この会社この業界にして稀に見る“良い”仕事をしているものと見た。
耐震偽造の件に関しては現場レベルではとっくに気付いているはずです。
現場監督や職人は長年の経験から工事に関しては設計士やその他上層部より遥かに詳しいですからね。
不正なんか工程説明を受けた段階でピンときます。
この業界の水面下ではとっくの昔からささやかれていたことでしょう。
でもあまりにも根が深く非常に事態が深刻な為、だれがこの悪党共(姉歯、小島、北村等)の首に鈴をつけるか。
それができるほどの勇気と力を持った人は今までいなかったんですね。

ワタクシの独断と偏見で処断するに、
今回の事件の悪代官は小嶋(ヒューザー)、貴様だ!!m9っ(゜Д゜) ビシ
さしずめ姉歯はそれに媚する悪問屋、北村は悪代官召抱えのパシリ(流れ者)といったところか。

ところで、今日の国会答弁を諸姉諸兄はご覧になっただろうか。
あの、盗ッ人ふてぶてしいとはこのことだ。
小嶋の野郎、開き直りにも程がある。
全て国交相の責任に転嫁して、あくまでも己は被害者であるというポジションを強調するのに躍起だが、
いかんせん発言が二転三転、都合の悪いことは長々と回りくどく的を得ない発言で時間を稼ぎ、
仕舞いにはちょっとした手違いのあまり差し障りの無いミスを資料から見つけたときなどは、
答弁でぶち切れる始末。

まあ、ここまで殺意を覚えた野郎は久々です。
あれでヒューザーが計画破産したらどうなるんでしょうねえ。
しかも、その点答弁で前向きに倒れるとか何とか言って誤魔化してますが、
現段階で別会社に資産転用を図っているとか、だとすると思いっきり・・・

倒産する気まんっまんじゃねぇか。

売った相手がホテルとかならまだいい。
ホテル自体が破産すればその時点で支払う義務がなくなるから。
(まぁ、経営者からみれば全ッ然良くないですけど)
だけど、今ローンを払っている住民の方たちに対しては一体だれが補償するんですか?
あぁ、そうですか。
結局税金ですか。
つまり・・・

俺たちが払え、と。

大体、責任は政府にもあるわけです。
政府の監査機関がザルといわれているので民間に委託したとか、それだけでも情けない話なんですが、
第一監査資料を提出する際の事務処理法規が煩雑すぎるから、
こういう偽装を付け入らせる隙を与えたわけでしょ。
それを藤田さんは一番訴えたかったわけですよ。
藤田さんが偽装に気付いて真っ先に国交省にメール飛ばした時、
監督責任である政府の御偉いさんは「民間のことは民間で始末しろ」と。
建築業界がひっくり返るような大惨事、それだけじゃない、
実際に入居者ならびに近隣の住人の命の危険がかかっている事態を容易に想定できるにもかかわらず、
国を治める監督責任者が、全く関与しようとしないのは一体何事か?!
こういうときにこそ働けるよう、血税くれてんだろうがボケェェェェェエェェェェェエ!!!
と、ろくに払うもんも無いくせに熱くなっていた次第であります。

だから、これ見よがしにと国会答弁にて表に出れると喜び勇んで質疑をされていた先生たち。
お前らに姉歯、小嶋等はともかく、藤田氏を糾弾する資格など無いわーーーーーーーーーー!!!
残念ッ!!
と言ってやりたい。

話は小嶋に戻しますが森田設計士の自殺、あれもなんかくさいですなぁ。
恐らく、イーホームズに相当の圧力を掛けていたことからも判るように、
何か小嶋氏に不利な証言を出来る立場にある森田氏を、形は同であれ消したように見えてなりません。
第一肝心の姉歯氏が自宅に引きこもったまま出てこないでしょ。
森田氏の死が相当心理的に参ってるらしいですね。
だとすると、裏で脅しがかかっているので、今回の答弁に出席しなかったっていうことも考えられます。
だから、あれだけ小嶋氏が開き直ってふてぶてしくも堂々と証言できたのではなかろうか?
とかね。

まあ、想像しだしたらキリが無いのでこの辺にしときますか。
しかしまあ、ある意味ドラマや小説やなんかよりよほど凄みのある事件ですねこりゃ。
今着工している途中、或いは終わった段階の物件で、
一番下請けで働いている中小企業、或いは個人の職人さんたちは一体どうなるんでしょう。
今この業界は半金半手(ある一定の金額を超えた受注になると、半分は即金、半分は手形で支払う)
という形が一般的ですからね。
要するに、下になればなるほどものっ凄い世知辛い世の中になってきているわけです。
どうせ北村やその他建築会社に相当叩かれながらやってきたでしょうから、
日々の支払いどころか一日の食い分にもありつけず、
もう首をくくるしかない、という人たちも冗談抜きで物凄い数出てくるでしょうね。
これはねえ、ホントにヤバイっす。
考えれば考えるほどヤバイとしか言いようが無い事件ですね。
被害規模は我々の想像を遥かに絶する範囲と深さに渡って広がるでしょう。

そんなこともあって、告発した藤田社長を恨む人も沢山いるでしょうね。
もしかしたら小嶋の刺客の手が回りに迫ってきているかもしれませんし。
どちらにせよ、告発したことによっての益は全く無いにもかかわらず、
信念と己の正義を貫き通そうとしてる藤田氏、あんたは凄い。
たぶん、今一番孤独に戦っているのが彼なんじゃないでしょうか。

もし我が人生の中で藤田東吾に出会う機会がありましたら、
なんとしても一杯奢ろう、いやぜひとも奢らせていただきたいと思った、そんな火曜の昼下がりでした。



イーホームズ(株)公式HPリンク


スローガン

2005-11-21 20:55:07 | 徒然

うわ、ブログのことすっかり忘れてた(笑w

えっと・・・
空けてた間色々ありましたが、それぞれ長くなりそうなので今日はとりとめもない事を一つ。
最近、今までず~っと達成したかった目標の一つに、着手しました。
それは。

「ドラえもん」全巻読破。

ブッ(´゜⊿゜)`;:゛;`;:゛;`;:゛;`
とか言わないで。
そもそもあんまり漫画自体読み込んだことが無くて。
大好きではあるんですけどね。
ドラえもんの単行本も小学校の頃ちょくちょく買ってもらったりしてはいたんですが、
残念なことに途切れ途切れしか知らないんです。 
でも映画ドラえもんは欠かさず見に行ってました。
故藤子F氏が生きていた頃はホントに面白かったです。
で、やっぱり日本人としてはですね、日本が世界に誇る漫画No.1
(というより海外認知度?)
を、一生に一度は読破すべきだと。
そんなわけ判らん信念に突き動かされて、1巻からがんばって読み始めました。

ハマった。

何が凄いかって、この底なしに軽くて非常に深いところが。
藤子F藤子は凄い。
中にはあきらかに藤子Aの方が担当したと判る作品とか、
途中からいきなり絵がアシのタッチに切り替わって終わるとか、
色々ハプニングっぽい事態も垣間見られますが(笑、
一巻に一回は必ず普通に泣きそうになりました。
そしてところどころエッチな要素が。
まだ読んでいない方は、是非読んでみてください。
まだ36巻目ですが、一日一巻のペースでがんばります(爆!