ヒロシのぶらっとぶらぶら(パート2)

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 気のむくままの不定期ブログです。

<お城>のお勉強

2019-04-02 22:43:45 | 日記
またまたお勉強じゃ!
 
 先日、<お勉強会>に参加させていただきました。


 昨年は、現存する十二天守のうち<国宝>の五城をお勉強しました。
  (彦根城・松本城・犬山城・姫路城・松江城)
    いずれも江戸時代から残るお城です。


 江戸時代から・・・

  昨年お勉強したのは、

関ケ原以降、家康は、大阪城の秀頼くん&淀さん、
そして世間の流れを気にしていました。

   それで立派なお城をあちこちに築城し、
    <わしに歯向かうなよ~>と、世の中を固めて行きました。

   目の前に迫る緊急のいくさはないので、
    立派な<建造物>を作ることができました。
     (ですので、<現存する十二天守>に繋がります・・)



 秀吉以降ー幕末までを<近世>というそうな。
  (<刀狩り>により<半農半士>を終わらせた・・諸説あります・・)

 <武士>が生まれた鎌倉以降ー信長までを<中世>というそうな。
  (諸説あります・・)


  
 <中世>は、いくさが忙しく、手も足りないので、
  <お城>は、天守があるものではなく、
   <石垣&土手>の<砦のようなお城>がほとんどじゃったそうな。



  そもそも<お城>とは?

   それは<防御施設>であり、
    ここはワシの<縄張り>じゃ!と、世間に知らしめる<シンボル>?
     じゃったと言えるかもしれませんねぇ~。
      (お店の看板は目立つところの方が良いでしょうから・・!)
   


  その多くは、遠くまで見渡せる<山>に造られました。(山城)
   曲輪、土塁、堀切など、築城当初の様子を
     そのまま見ることができるところが多いそうです。
      (木や草はもちろんはえていますが・・)
   <山>そのものが<お城>でした。


   南北朝時代の14世紀前半から江戸時代の17世紀前半の<約300年間>に
    日本で約3~40,000もの城館(主に山城)が築かれたそうで、
     世界史的に見てもそれは異常な数なんじゃそうな。

   <天守>のような大掛かりな建造物はないので、
    築城しやすかったのでしょう。
     また緊急性や、その必要性も高かったのかもしれません。



  それに対して、近世のお城は平地が多く、
   山の代わりに<天守>から、遠くを見渡しました。
    ですので(平城)と呼ばれます。





 今回のお勉強のテーマは、
  <岡山の中世城館から見る戦乱の世>

  第1回の先生は、
    昨年<彦根城>でお世話になった<中井均先生:滋賀県立大教授

    このかたは、本当に好きだ、というのが伝わってくる話し方をされます。
     (磯田さんのようです)

    先生いわく、
     天守もおもしろいけど、山城跡も面白いんです。
     なぜなら、戦争などで破壊されていないし、
      コンクリートで改築もされていない当時の城跡が、
       山の中にそのまんま残っているものが多いんです。

     今は、木や草が生えているただの山に見えるところに、
      石垣や土手や堀切があり、
       それを発見したり、城跡を想像したり、
         調査するのは私は三度の飯より好きなんです!


    先生の左手には<包帯>が巻かれていました。
     先日の調査で足を取られ転倒し骨折されたそうです。

     <骨折なんかなんでもない。城跡が一番好きなんです!>
        と、笑っておられました。
     
     先日訪れた<明石城>についても、1月に講演会があったようです。

     また、柳井原の<備中南山城>のお話もありました。
      小田川と高梁川の合流点に居ます。(当時は河口)
       山陽道もあり、当時の毛利が、陸、河川、海上を
        この山城から監視していたのでしょうか?
       
        
      


  ということで、しばらく<お勉強会>に出席します・・・
    ウヒヒヒ・・・!

  ・2 備前・備中・美作の戦国史と城館
  ・3 岡山の中世城館の実像①(総合調査)
  ・4 岡山の中世城館の実像②(発掘調査)
  ・5 中世城館から近世城郭へ
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