シェルシは大正琴の洋風版みたいな楽器(なんて名前の楽器だろう…)を即興で弾き、それを採譜して作曲することがある。と留学時代に師匠ラースから聞いたことがある。
バスサクソフォンのためのソロ作品が存在するのだが(それともあれは書き換えだったのだろうか?)、時間そのものを混ぜて捏ねて、伸ばしたような音楽だったことを覚えている。
あれは良い作品だった。
セルビアのサクソフォン奏者、スルジャンが演奏して . . . 本文を読む
今日は台風の風吹き荒れる中、京都文化博物館へお箏と洋楽器のコンサートを聴きに行った。
素晴らしいコンサートでした。
中でも、中村佳代子さんの演奏を聴けたのは貴重で大変な体験となりました。
芸に身を捧ぐとはあんな感じなのだろうか。
息するのを忘れて心臓止まりそうでした。
その後は出演者さまや作曲者さまとご挨拶して早々に帰宅。雨風が強くなる前で良かった。
帰宅後は練習。
懐かしのベルビ . . . 本文を読む
昨日はレッスンのため奈良県は大和八木へ。
大和八木へは京都駅から近鉄で1時間くらいの距離です。
レッスン会場は天理楽器橿原店さま。
管楽器が勢揃いのお店でした!
レッスン後は歴史あるシンディさんの練習に参加させていただきました!
久しぶりの吹奏楽。
しかも吹奏楽でテナーは初めてだったかも…?
大学の授業ではバリトンかアルトだったような…テナー吹いたっけ?
お仕事させていただくようになっ . . . 本文を読む
本を読むのが好きか、と聞かれたらそうでもない。大学浪人の時に村上春樹作品を読み漁ったくらいだ。
どちらかと言うと読書はずっと苦手だった。
しかし、今は(少しだけ)広がった人生経験のおかげで本を読むのが楽しくなって来ている。
そして最近、立て続けに読んでいる。
電車での移動が多いので読書が進むのだ。
自己啓発本から、泣ける話、笑える話など、人が書いた物語で心が満たされていく。
本の出会いは . . . 本文を読む
広島と松山にお邪魔しておりました。5日の夜は「一楽章f未完成」さんにてサクソフォンデュオのミニコンサート。雰囲気も抜群ですが、オーナーやマスターもめちゃええ人!!またぜひこちらで演奏させていただきたいです。コンサートは大学の大先輩、清田さんとご一緒させていただきました!1時間強の真剣勝負をお客さまと共有出来てとても嬉しいです。
(ソプラノ本番 006/100)
大学の後輩であり戦友でもあるもな . . . 本文を読む
今日はとても理想的なレッスンが出来た、と思う。
受講者が演奏したいという作品があり
レッスンする側がその作品へのアプローチ方を提案し
実際に演奏しながら工夫を重ねる
という一見当たり前のプロセス。
「これを吹けるようになりたい!」
と言う強い気持ちは、レッスンする側にも、そして最後には聴いてくださる方にもきっとしっかり届くのだと思います。
こちらも学ばせていただいた時間でした。
. . . 本文を読む
明日から9月です。空の色も風も秋らしくなってきました。陽射しはまだ強いですね。今年の夏は色々な出来事がありました。6月お箏のマクイーン時田師匠と共演こども新聞の取材四年ぶりの日本でのリサイタル日本舞踊との競演は本当に熱かった!7月林田師匠、次郎さんに挟まれてのプロオケデビュー超緊張しましたが、楽しかったですし舞台袖で感動しまくりでした!8月姫路・松山にて、ピアニスト河端梢さんとのデュオリサイタル公 . . . 本文を読む
感謝と愛情。
人の営みに本当に必要なものだと思う。
父が一番父親らしい姿を見せ、無言の教授をくれたのは死の間際数ヶ月だった。
病魔に侵され苦しくても人を思いやる心を失わなかった父、痛みにもジッと耐えて生き続けようとした父。
その姿は、生きるということはどう言うことかを教えてくれた。
苦しんでいても、痩せ細ってしまっていても、父の背中は立派であった。
生きるということは死ぬということ。 . . . 本文を読む