『きりたんぽ』 銀座

昨日に続き台風の影響で、風の強い一日になりました。こういう天気でなければ、今日はちょっと遠出して浅草にあるひいきにしている釜飯屋さんに行ってこようと思っていたのだけど。代わりに銀座で釜飯を食べられるお店に向かいました。といっても「鳥ぎん」でも「立田野」でもなく、中央通りの明治屋さんの丁度裏手あたりにあるビルの9Fにある「きりたんぽ」というお店に。


このお店はそもそも店名の「きりたんぽ」に代表される秋田の郷土料理を中心に、鍋料理とかを出す飲み屋さんなんだけど、ランチタイムになると釜飯を出していて、以前それを目当てに何度か訪問してました。さっそく季節の釜飯セットをオーダー。ここの釜飯は、日替わりで山菜、地鶏、鯛の何れかの釜飯になる。以前は、入店後に「今日の釜飯は～でございます。」と教わって初めて分かったんだけど、今回行ってみたら、ビル1Fの入り口のこの店の看板に「今日の釜飯は比内地鶏です。」と書いてあった。お客さんの要望でもあったのかな？入店後に食べたかった味じゃなくて、がっかりする可能性がなくなるのでこれは良い。

炊き上がりに15分ほどかかって、出てきたのが上の写真。左手前の木の器がお椀になっていて、これによそって食べます。セットの内容は、釜飯と大根の煮物の小鉢とお造り、野沢菜に味噌汁。私的には鯛の釜飯が好きなんだけど、今回の比内鶏の釜飯もまた美味しい！ちなみに、お造りも一緒に頂くとことさら美味しくなる感じがします。


季節の釜飯セット（鶏釜飯） ￥1,200
ランチ評価：★★★☆☆　（美味しいんだけど、禁煙席が無いのとお店の雰囲気にマッチしてないうるさめのBGMが×です。）
所在地：東京都中央区銀座2-6-9 ジブラルタ生命銀座ビル9F
営業時間：11:30～15:00(LO14:30) 17:00～23:30(LO22:00)

『ル・グランブル』 銀座

台風17号の接近に伴い、せっかくのお休みも雨模様。こんな日は、お気に入りのお店のランチで幸せな気分になりたいものです。今回は、今年見つけたお店の中で確実にBEST3に入るお店、銀座のフレンチ「ル・グランブル」（正確には、ル・グランブル キュイジーヌフランセーズ）に行きました。今回の訪問で7回目になりますが、今年の2月くらいに初訪問してからほとんど毎月伺っている感じです。銀座といってもちょいはずれの方になるので場所が分かりづらいかもしれません、昭和通りを汐留方面に進んで富士火災の手前を左折してすぐ右。この界隈だと、ご近所にラ・ベットラがありますね。


お店に入ると、とても感じのよいマダムが迎えてくれます。この方のサーブの良さも私のリピート率の高さに影響してます。店内はちょっと暗めの照明とアンティーク家具が特徴でしょうか、高級感がありますね。さて、ランチメニューは￥1,050のワンプレートのメニューと￥2,000と￥3,000のコースメニューがあり、千円のメニューは「黒毛和牛ハンバーグステーキとリゾット」「地養鶏の丸ごとロースト」「サンジャックサラダ」「黒毛和牛挽肉のラザニア サラダ付」「ポテ」(キャベツ・カブ・野菜とソーセージの鍋料理)・・・と色々あります。それぞれに自家製天然酵母パンと、ワインかカフェが付いてきます。今日は私的一番人気の黒毛和牛ハンバーグステーキとリゾットと単品のスープ（トウモロコシ）、それとコーヒーをオーダー。


夏にここで頂いたアオマメの冷たいスープもとても美味しかったけど、このトウモロコシのスープも美味しいな。天然酵母のパンとスープを交互に頂いて、早くも至福の面持ちに。


こんな感じでワンプレートに、ハンバーグとサラダとリゾット（5分付玄米）が盛られてきます。（すみません、写真がブレてしまってますが本当はもっと美味しそうです。）このハンバーグのグレイビーソースと肉汁の味の融合はスゴいです。このお味で、なんでこのお値段に？と食べる度思ってしまいます。食感も、食後感もとてもいい。


最後にコーヒーを頂きましたが、こちらも抜かりなく美味しいです。言う事ありません、今のスタイルで長く続けて欲しいお店です。


黒毛和牛ハンバーグステーキとリゾット ￥1,050
スープ（トウモロコシ） ￥300
ランチ評価：★★★★★　（記念すべきblog内初の5つ星店。ちなみにオーナーシェフは、トゥールダルジャンとタイユヴァンで修行した方とか。）
所在地：東京都中央区銀座2-13-19 森澤ビル1F
営業時間：12:00～14:00 18:00～21:00（日祝日休）

『慶楽』 有楽町

今回は前々から気になっていたスープチャーハンを食べに、有楽町の広東料理屋さん慶楽に行きました。慶楽は有楽町のガード沿いを日比谷方面に進んだ所にあるお店。このお店の3軒隣に、同じく中華で私のお気に入りのお店「刀削麺荘」がある。
有名店ですが、割と地味なので見逃しやすいかも。


店内の雰囲気は、いかにも近隣のサラリーマンに愛されそうな所謂「中華屋さん」的風情。お店の外観のイメージで大体想像つくかな。お店に着いたのが午後3時前位で、ランチには遅い時間だったのですが、普通に「上湯炒飯」（スープ入り炒飯）を注文出来ました。考えてみれば別にランチ限定メニューじゃないのか。


そして上湯炒飯の登場です。おぉー！炒飯がラーメンの器に入ってる・・・そして上湯スープにどっぷり沈んでいるよ・・・これインパクトあるなぁ。さっそく頂いてみると・・・旨い！見た目から、もっとお粥みたいな感じを想像してたんだけど、炒飯自体の味がちゃんとしているのと、食べ始めはまだ炒飯がスープを吸っていないので、斬新な食感を楽しめました。逆に食べるのに時間をかけすぎてしまうと、ちょっと重い感じになるように思う。私には少々スープの量が多く、途中で味に飽きてしまいましたが、炒飯の焼豚とスープの相性自体はとても良いと思いました。飲んだ後に、気のおけない人と行きたいお店。


上湯炒飯 ￥1,000
ランチ評価：★★★☆☆　（池波正太郎さんも通ったお店らしいです。・・・そういえば、そろそろ読書の秋か。えーと次は牛肋飯を試してみたい。）
所在地：東京都千代田区有楽町1-2-8 慶楽ビル
営業時間：11:30～21:45（日曜休）

『新橋登亭 銀座店』 銀座

今日はうな重のランチでした。といっても、とてもリーズナブルなお店で。
晴海通りを有楽町方面に進んで、天賞堂の手前を右に入ったすぐの所にあるお店で、前々からお店の前を通る時に「うな丼￥950」の看板と行列が気になってました。
で、今回が初訪問。

お昼少し前にお店に着くと、既に満席で1人がお店の前のイスに座って順番待ち。その後に並んで待つ事数分・・・気がついたら、後ろに行列が出来てました。かなり人気なんですね。10分位で店内へ・・・せまい！店内はカウンターを合わせて10人～15人くらいのキャパだろうか、ちょっと狭い印象。気にせずメニュー拝見。えーと、件のうな丼が￥950で、あとはうな重が梅～松で￥1,300～￥2,100と、それにうなぎの白焼き定食￥1,300と特選うなぎ定食￥2,700か。白焼き定食が気になったが、今回はうな重の梅をオーダー。


出てきたうな重はこんな感じ、うーん普通だ。うな重をはじめ、ここのメニューには写真のようにお新香と肝吸いがつく。早速頂いてみると・・・美味しい！・・・うなぎそのものも悪くないけど、ここのタレは本当に私好みだ・・変に甘すぎない。お新香も地味に旨い。
多分にファーストフード的なお店だが、単に鰻を食べたいという時に、落ちついた雰囲気というだけでここの1.5倍の値で出す店よりずっと良い。文字通りリーズナブルな良店。


うな重（梅） ￥1,300
ランチ評価：★★★☆☆　（何気にウチの近所に支店があった・・・次は、白焼き定食を。）
所在地：東京都中央区銀座4-3-7 スバルビル1F

『花池尾』 銀座

今回のお店は、銀座の中央通りからニューメルサを折れてみゆき通りに入り、道2本先を左に向いたトコにある建物。・・・てちと分かりづらい。1Fに「銀座夏野」というお箸の専門店があって結構にぎわってます。その建物の3Fにある同系列のお店。「花池尾」は7月にリニューアルして旧「池尾」っていう甘味・伊勢うどんと塩しゃぶしゃぶのお店から、現在の海鮮とお肉の焼き石料理の店に。


先に言っておくと、私はこのお店の前身「池尾」の伊勢うどんが大好きだったんだけど、先月末「花池尾」に変わってから初訪問してみると伊勢うどんがなくなっており、代わりに「華うどんとお茶漬け」というのがメニューに。正直、あまり気に入らなかったので、来店は控えようと思ったくらいなんだけど、「海鮮カレー」というメニューがあるので、今回はそれを試しに。

海鮮カレー丼は海老とホタテとイカと鮭が入ってました、それとお椀に入った冷たいお蕎麦、漬物は福神漬けにらっきょうとしば漬け。カレーのお味はコクがあってちょい辛ですが食べやすい感じでした。少し気になったのですが、具材の調理時のものでしょうか、こげたような味が混ざっていました。写真に写っている、銀座夏野のお箸は食後にもらえます。

食後にかわいいコーヒーとデザートが出てきます。銀座という立地を考えるとCPは良い方なんだろうと思いますが、やはりこのお店には伊勢うどんをやってて欲しかったなぁ。ちなみに前記の「華うどんとお茶漬け」は、メニューから無くなっていました。


海鮮カレー丼 ￥840
ランチ評価：★★★☆☆　（うーん、普通のお店になっちゃいましたね。）
所在地：東京都中央区銀座6-7-4 銀座タカハシビル3F

『MANO MAGIO』 大崎

今日は大崎ゲートシティ内でランチ。「まーのまっじょ」と読むカジュアルなイタリアンのお店で、今回が初訪問。ちなみにイタリア語で「哲学者」という意味らしい。


エントランスはこんな感じ。スタッフの方がてきぱきと案内してくれる、第一印象はいい感じ。店内はランチタイムにしては、結構空いていました。ピザとパスタのランチがあったのでそれをオーダー。


本日のピザは、"ほうれん草生地のツナとオニオンPizza"・・・ほうれん草生地って本当に生地が緑色のピザなんだ。生地だけで頂いてみるが結構旨い！・・・でも、非常に残念な事にここのピザ（今回だけたまたま？）全然アツアツじゃなかった。。窯焼きなんですよね、ここ？焼きたてのピザ特有の香りもあまりしませんでした。ちょい残念です。


本日のパスタは"牛スジときのこのトマトソース"・・・これは普通な感じ、1人前づつ小分けにしてくれるのは楽なんだけど、デートとかでシェアしたい2人にはちょっと寂しいかもね。ピザと同じく、大皿に盛ってくれた方が良いと思いました。写真に写ってませんが、この他にサラダ、デザート（ジェラート）、コーヒーがつきます。食べ終わって一番に感じたのは、ちょっとコストパフォーマンスが悪いような気が。


Pizza & Pasta Lunch ￥1,470（2人前から注文受付）
ランチ評価：★★☆☆☆　（お店の雰囲気はいい感じ。でもピザはもう少しアツアツで頂きたいです。）
所在地：東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティプラザ3F
営業時間：11:00～23:00（LO22:00・無休）

『平太周 味庵』 大崎広小路

今回は、脂っこいもの嫌いな嫁のいない隙にこってりラーメンを食べてきました。
「ひらたいしゅう あじあん」と読む、大崎広小路の駅に程近いところにあるラーメン屋さん。立正大学の近所。
以前、板橋に住んでいた頃、環七通り沿いにあった「平太周」には何度か足を運んだことがあるんだけど、ここはその姉妹店で初訪問。やっぱりあっちが本家なのかな？


券売機で、食券を選んでいると「某ジャニーズの番組のグルメコーナーで取り上げられた・・・云々」というコメントが特製味噌ラーメンのボタン付近に…。ジャニーズに思い入れはないが、特にオーダーを考えてなかったので、そいつをセレクト。
平太周（板橋）で既に経験済みだったので、さして驚かなかったけれどやっぱりここの背脂ちゃっちゃっていうのはインパクトがある。カウンターごしに調理風景を見てるとちょっと面白い。

で、出てきたのが、写真のラーメン。「よくかき混ぜて下さい」っていうのは、板橋のお店と同じ注意事項らしい。言われるまま、かき混ぜて食べる。味が濃い！でも旨い。万人にお勧めはしないけど、こってりOKの人なら美味しいと思う。板橋の方がもっと味が濃いような気がするけど、間違いなくどっちもかなり濃い。人を選ぶラーメンです。


特製味噌ラーメン ￥900
ランチ評価：★★★☆☆　（こってりOKな人専用という事で。口臭注意！）
所在地：東京都品川区大崎4-2-2 トーカンマンション五反田1F
営業時間：11:00～23:00　日曜 11:00～18:00（無休）

『よしはし』 赤坂

やっとランチ記録の第一号。
今回は知り合いのオススメのお店、すき焼きの老舗「よしはし」（赤坂）に行ってまいりました。嫁さんの実家（四谷）に顔を出して、その足で迎賓館へ。外堀通り沿いに歩いて、元赤坂の方に入って少しのところ。あまり住所が公になっていなかったので、心配していたのですが、何とか無事に到着。


2階の座敷に通されて、メニューを拝見。牛鍋定食、じゅうじゅう焼き定食、あみやき弁当、阿蘭陀弁当、和定食か・・・どれにしよう？お値段は￥2,100と￥3,150のツープライス。三千円の方が所謂「上」にあたる位置づけ。今回は、フツーの牛鍋定食をオーダーしてみました。


定食の内容はすき焼き（松坂牛、しめじ、玉葱、長ネギ、豆腐、しらたき）、漬物、卵、ごはんと赤だしの味噌汁でした。（写真に味噌汁写し忘れた。。）評価としては、さすがの名店って感じでしょうか、義理の両親にも安心して紹介できるような安定感がありますね。特に並のクラスでこのお肉なら、夜のメニューはさぞかしと思いました。上質な素材で、手抜きせずに作っているお店というのがこのお店の印象です。ちなみに、お味噌汁に赤だしを使うお店は、個人的に好印象です。御飯も美味しかった！


牛鍋定食 ￥2,100
ランチ評価：★★★★☆　（他のメニューも試してみたい。）
所在地：東京都港区元赤坂1-5-25
営業時間：11:30～14:00 17:30～21:00（日祝日休）

四国旅行記・最終日

台風の影響でツアー3日目は全行程をキャンセルして、朝一の便で帰京する事になりました。予定では、金刀比羅宮と栗林公園が残っていたけど、延泊するリスクもあったので文句なし。四国には、天気のいい時にまた来ようと思う、いい所だよなぁ。

四国旅行記・2日目

2日目は、楽しみにしていた四万十川観光～道後温泉泊の予定。四万十川観光は舟下りだし、なにより天気が心配だったけどなんとか決行に。台風の影響か、少し濁り気味の川だったけど、一応満足。

問題は御食事。船中での鮎飯という事で楽しみにしていたんだけど、自分にはかなり普通でちとがっかりでした。というか期待しすぎていたみたいです。鮎飯自体は、さっぱりした味付けで塩っぽくもなく、素材の味がよく出ているように思いましたが。それ以上に良い点が見つかりませんでした。
四万十を後にして、松山市内へバス移動。峠道の移動で、結構距離があって結構キツかったです。松山市から道後温泉へは、坊ちゃん列車での移動です。この列車、観光用に走らせている車両なんですが、列車が終点で折り返す時に写真のように人力で車両を動かしたり、機関車の方向転換をしたりしているんですね。すぐに前で見れて嬉しかったです。でも、やっぱり地元の皆様は全然注目してませんでしたね・・当たり前ですが。
乗った感想は一言、「お尻が痛い」。