仕事で福岡に行きました
少し時間があったので大宰府天満宮に寄ってみました
菅原道真公が呼んだ
「東風吹かばにほひをこせよ梅花主なしとて春を忘るな」
春になり東風が吹いたら、香りを風に乗せて送って欲しい、
自分がいなくなっても春を忘れるな、という意味だそうです
さだまさしの古~い歌にも「飛梅」という曲がありました
その歌詞を思い出しながら写真を撮りました
飛梅 作詩・作曲 : さだまさし
心字池にかかる 三つの赤い橋は
一つ目が過去で 二つ目が現在 三つ目の橋で君が
転びそうになった時 初めて君の手に触れた 僕の指
手を合わせた後で 君は神籤を引いて
大吉が出る迄と も一度引き直したね
登り詰めたらあとは 下るしかないと
下るしかないと 気づかなかった 天神様の細道
裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を食べた
来年も二人で 来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった
時間という樹の 想い出という落葉を
拾い集めるのに 夢中だったね君
あなたがもしも遠くへ 行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った 忘れたのかい 飛梅
或の日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
何処かで想いおこしてくれるだろうか
太宰府は春 いずれにしても春