エンタメ狂の詩っ!!

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TEPPY的映画感想「UDON」

2006-09-19 23:56:22 | 映画感想<あ>
一流コメディアンを夢見て単身NYに渡った松井香助が、返し切れないほどの借金を抱え、一度は捨てた故郷・香川に舞い戻ってくる。
親友・庄介の紹介でタウン情報誌「さぬき」に職を得た香助は、香川名物さぬきうどんのコラムを企画し、やがて空前のうどんブームが巻き起こる…。

うどんを映画にしてホントにおもしろいのか?と思ってたんですけど、
これはサイコーでしたね
問答無用で楽しめる、理想的な映画だと思います

主人公の松井香助という男は、飽きっぽい、いいかげん、大口叩きと、
普段TVで見かける、ユースケ・サンタマリアそのまんまのキャラなので、
今まで演じてきたどのキャラクターよりも魅力的でおもしろい

親友役のトータス松本が劇中で自身のヒット曲「バンザイ」を熱唱したり、
小西真奈美がコミカルな演技ですごくかわいかったり、
それぞれの役者が見事なまでにキャラクターにマッチして、
非常に伸び伸びと演技しているので観ているこっちも自然にHAPPYになっていきます

途中で挿入される“キャプテンウドン”の劇中劇もアメコミ調ですごく楽しかったのですが、ここら辺はあまりに本編とテイストが違うため賛否がわかれそうですね。

しかし、1つ気になったのがナレーション。
この映画は小西真奈美演じる、宮川恭子のナレーションによって話が展開していくのですが、自分のことを話すとき「私」という1人称から突然「彼女」という3人称になったり、いったい誰がナレーションしてるんだ??と気になってしょうがなかったんですが、僕が知らないだけでナレーションにはこういう手法があるのだろうか

とにかくこの映画、どこかの海賊さんや潜入捜査官よりも絶対オススメです