花鳥風月-山川草木-

人生に於けるつれづれの流れを画像で綴る

紫陽花

2006-07-06 22:52:59 | Weblog
生駒ぬかた公園
アジサイはアジサイ科(ユキノシタ科)、アジサイ族の植物の総称。学名はHydrangea(水の容器と云う意味)。原産地は日本。
最も一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイであり、日本原産のガクアジサイHydorangea macrophylla)を改良した品種である。
樹高1~2m。葉は光沢のある淡緑色で、葉脈のはっきりした卵形で、縁は鋸状。6月~7月に紫(赤紫から青紫)の花を咲かせる。一般的に花と云われている部分は装飾花で、本来の花は中心部で小さく目立たない。花びらに見えるものは萼(ガク)である。セイヨウアジサイは全て装飾花に変化している。
花の色が土壌のpH濃度によって様々に変化するので、「七変化」とも呼ばれている。日本原産の最も古いもの、青色だという、花は蕾の頃は緑色、それが白く移ろい、咲く頃には水色、または薄紅色、咲き終わりに近づくにつれて、花色は濃くなっていく。
アジサイの名は、「藍色が集まったもの」を意味する「あづまい(集真藍)」が訛ったものと云われる。また漢字表記に使われる「紫陽花」は唐の詩人、白居易が別の花に名付けたもので、平安時代の学者、源順がこの漢字を当てはめたことから、誤って広まったといわれる。