かつて、名古屋市営バスで活躍していたスペースランナー。







のべ30台在籍していましたが、令和5年度の新車が入ったのを機に全車引退。
そんな名古屋市営バスのスペースランナーの大半は、北海道室蘭市に本社を置く道南バスに移籍し、各営業所に配置され第2の人生を歩んでいます。
私の生まれ故郷・苫小牧でも大いに活躍しています。
今年の里帰り中に、苫小牧駅等で見掛けたモノを一挙に紹介していきたいと思います。




苫小牧営業所 所属 910(苫小牧200か・・ 71)
元 大森営業所 所属 NN-64(名古屋200か18-84)


苫小牧営業所 所属 913(苫小牧200か・・ 75)
元 浄心営業所 所属 NN-67(名古屋200か18-87)




錦西営業所 所属 948(苫小牧200か・・ 76)
元 鳴尾営業所 所属 NN-70(名古屋200か18-90)




錦西営業所 所属 946(苫小牧200か・・ 77)
元 如意営業所 所属 NN-68(名古屋200か18-88)




苫小牧営業所 所属 912(苫小牧200か・・ 85)
元 浄心営業所 所属 NN-66(名古屋200か18-86)




静内営業所 所属 629(室蘭200か12-47)
元 御器所営業所 所属 NN-62(名古屋200か18-82)
ご覧のような車両を見掛けたり、乗ってみたりしましたが、車内は中乗り仕様に改造されていたくらいで、あとは特に変わり映えはありませんでした。
また、屋根の塗装はそのままで、通常カラーもあれば苫小牧と錦西のように全面広告のラッピングがなされているモノもあります。

色々と調べてみて驚いたのは、のべ30台中27台が道南バスに移籍していた事。
もしかしたら、全車道南バスへ入籍した可能性も決して“0”とは言い切れないのかもしれません。

ちなみに、移籍した27台の内訳は以下の通り。
室蘭東 6台
若山 6台
伊達 2台
洞爺 1台
平取 2台
静内 2台
苫小牧 4台
錦西 4台
といった感じで、特に苫小牧市内線に関しては、元 苫小牧市営バスの車両の入れ替えが進んだのではとみられます。

ともかく、かつて名古屋の街を走り続けていたスペースランナーが、道南バスでも末永く活躍出来る事を祈るばかりです。