悲しい想い出

2022-04-30 22:17:06 | 日記
昔千里の団地に住んでいた

頃の話です
夜寝ていたら

何だか恐竜のような泣き声が

夜中の3時位です

恐る恐るドアを開けたら

ダンボールに子猫が捨てられて

いました

可愛そうで飼えないか

何度もおとんと交渉しましたが

流石に団地では飼えません

途方にくれ

僕はそのこねこを抱いて公園まで

行きました

お小遣いで

コンビニに行って

ミルクとキャットフードを

沢山買って

ダンボールにいっぱい

詰め込みました

しばらくこねこを見つめていて

寝た頃にそっと

そこを離れ

一気にダッシュしました

涙があふれ

悔しくて悲しくて

辛くて号泣しました

でもそのこねこは

泣きながら

僕を追いかけてくるんです

そしてそれを何度も繰り返して

号泣しながら

家に帰りました

翌朝6時頃

気になって様子を見に行きました

そしたら近所のねこ好きの

お姉さんがたまたま

ダンボールを見つけて

そこにいたのです

僕はお願いしました

このこねこちゃんのごはんは

僕が出すので

この子を飼ってくださいと

しばらくしたら

うちもねこちゃん3匹いるけど

ほっとけないよねと

こねこを抱き締めてくれました

僕は嬉しくて

貯めていた5000円を

渡しました

そしたら

お姉さんは

この子のごはん代くらいは

余裕で出せるので

このお金は自分の好きな物に

使いなさいと

返されました

とても感動した瞬間でした

捨てる神有れば拾う神有りな

実話でした(*´ω`*)