晴れ、時々ダイアリー

『カラスの親指』 -能年写真館- 最終回

最終回なのに、能年さんの写真はありません
m(_ _)m



しばらくして、約束どおり、まひろたちからタケさんに手紙が届いた。

過去の心の傷もようやく癒え、彼女たちは、新しい生活を始めたらしい。
ちゃんと仕事に就き、初めて通帳を作り、そして…そしてあの赤い首輪も。
原作にはない、まひろによる「読み上げ」が、ファンにはこの上なくうれしい。

ちなみに、これも原作にはないが、
まひろたちの住所が“我が街”名古屋だったので、気になってちょっと調べてみた。
すると、驚いたことに、
「名古屋市瑞穂区松栄町(まつさかえちょう)」は実在する町で、
郵便番号もちゃんと合っていた。
ただ、実際の松栄町は、2丁目までしかないけど。
映画の為だけに、広い日本の中から、なぜ名古屋のこの町が選ばれたのか……
やっぱり気になる。

まひろの手紙は、このような言葉で結ばれていた。
「またいつか、いつか日本のどこかで会えるといいですね。
 それでは、そんな日が来るのを楽しみに。まひろ」

まひろの、いや能年さんの言葉を真に受けて、
この映画に続編が出来て、また会える日がくればいいなぁ、などと淡い期待を抱いてしまう。
まひろに会いたい。
玲奈さんに会いたい。

彼女に会える日が、必ずまたやって来ますように。

とにかくまあ、これでこの物語はめでたし、めでたし。

で、
ここでふと映画の残り時間が気になる。
あと20分以上も残っているけど、あと何があるんだろう。

実は、この映画に仕掛けられた最大のトリックの種明かしが、ここから始まるのだ。
いったいだれがどう騙し、どう騙されていたのか。
しかし、これまで散々ネタばらしをしてきた僕でも、
まだ映画をご覧になっていない人がいるといけないので、
このクライマックスだけは、口が裂けても絶対に言えない。
いや、手が折れても書けない。
いや、キーが打てない。

ん?


『カラスの親指』 -能年写真館-   お し ま い


でも、近日中に、能年写真館・特典映像編が始まります。

懲りませんね。
(^_^;;

コメント一覧

スウィート勉(べん)
http://yaplog.jp/smakiku52/
僕も、まさかの展開に驚いた一人です。
当時の予告編によれば、
「ダマされ度96%」とありますが、
これが本当なら、4%の人は見破ったということになります。

でもここは、素直に騙されたほうが、より面白く観られますよね。
Heart of Angel
http://yaplog.jp/heart_of_angel/
>スウィート勉(べん)さん
さすがに、この作品のネタバレはキツイですよね。さすがです。初見のときはトリックに引っかかりました。よくできてます。
特典映像編楽しみです。
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