『残酷な出勤』 撮影公開にて～

W杯で盛り上がる韓国。。
そんな中、久しぶりにスロさんの映画の話題が
記事にあがりました。
15日に、9月公開予定の『残酷な出勤』の撮影が公開されました。
その時のインタビューを読んでみると
スロさん、俳優として映画撮影に真剣に取り組んでいる姿がありました

簡単に記事にしてみると・・・　（訳が違うところもあるかも＾＾；）
「今まで独特な役をしてきたので、平凡な会社員役は今度が初めて。
新鮮だ. 」
　　　

「今まで一度か二度、スーツを着た役はあったが、
こんな会社員は初めてだ. 新しい服を着るから良い.
いつも作業服とか、珍しい服を着るのは、新鮮で、演技自体も新鮮だったよ. 」

今度の映画の魅力は？

「”二重誘拐”。
誘拐をした日に、娘が誘拐されるという設定を
見ることは初めてだ。
新しい社会的傾向だとか、大きい何かを見せてくれるというよりは
面白い映画的ソースにして、観客に会うと言うのがコンセプト.
奇抜な想像力で共感することができる話をして見ようという映画だ」

題目が変わったことは？

「 ”マンデードライブ'”は英語題目。
もうちょっと直接的な '残酷な出勤'というハングル題目に変えた.
 '残忍な出勤'もあったがアンケートでこれが選ばれた.」

去年 ”私の生涯一番美しい一週間”では、
借金返済を要求する人で、今度は状況が変わったが？

「あの時とは違う苦しさがある.
あの時が表面的だったら、今は耐性が強い苦しさ.
家族がいる家長だから。 ハイレベルなコメディーですすめなければならないし,
またハイレベルな演技が必要だと感じる.
毎回、最善を尽くして、どれが最善であることかいつも相談する.
独断的に出ることなく、皆でいつも会議を通じて多数決で意見を出す.
今まで撮影したものを見れば、この映画は
下半期ダークホースが確かだ.(笑)」
　　　

コミックイメージが負担な時もある？

「個人的希望では、徐々にドラマ的な方へ観客が来るようにしたい.
しかしコメディーをしなければ間違いだとも思う.
コメディーを演じていきながら、ドラマ的な作品もしようと思う. 」　

「来年までは、コメディーで続けて行く. その後まで続けるかも知れないが,
とにかくコメディーを完全に捨てるつもりはない.
ただ新しいコメディーを見せたいのだ.
このようにしてみたり、また違うようにしてみたり
そのようにバランスをあわせて行きながら最善を尽くすつもりだ. 」
　　　　　
　（共演のオ・グァンノク氏、今回は初のお金持ちの役だとか？）

キム・スロさんのアドリブは、実は、あらかじめ準備すると聞いたが？

「常にシナリオに忠実にしているから. キム・スロらしいのがなにかと
思いながら、あまり使わない単語みたいなセリフをたくさん入れようと思う.
'こんなセリフがどうでしょう'と 言いながら監督と皆で相談して
確信ある時に、アドリブが出る.
普段は状況を憶えておいて, この状況であんな言葉が面白いという形の
シチュエーションを確保して保存倉庫に貯める。.
瞬間的なアドリブは滅びる. 分析が出来なかったら、アドリブではない.
私のアドリブは、全部充分に会議を経て出たセリフだ.
私は、その用意したセリフを、アドリブと言いたくない」



スロさん、今回のW杯で、市庁前で頂点ダンスを踊る計画は
ない、とはっきりと答えたそうです。
記事によると、この前もそうだが、次も自宅で観戦する予定だと・・・
「頂点ダンスで、お金儲けをしたくなかった。
　俳優以外の仕事に脇目を振りたくなくて、一社と契約した以後は
　それに関する渉外をすべて断った。
　演技が好きで、脇役でも、晩年助演でも熱心にして来たし,
　国民の念願と、熱狂を利用して、お金を稼ぐことが嫌だった。」
　　　　　　
　
去る 2月 ‘吸血刑事　ナ・ドヨル’の封切り前に、
全国観客 300万人を集めれば、W杯の時、市庁前で
頂点ダンスを踊ると宣言したスロさん。
初主演作品である ”吸血刑事　ナドヨル’の最終観客動員数は
全国 185万人。
記事の最後には、こう書いてありました。
「キム・スロは、結局、市庁前で、
頂点ダンスを踊らないという自分の約束を守った. 」

役者キム・スロ。。。
彼のことが、ますます好きになったし、
彼の作品への期待が、ますます高まりました