本番用衣装第一弾到着

本日は、何故か稽古場日誌の写真登場率が一番高いと思われる小原洋一がお届けします。

今日の稽古場に、全員分ではありませんが、本番用の衣装第一弾が到着しました。
本番用の衣装を手にした役者はもちろん、本番用の衣装を目にした他の役者もテンションが上がります。
残念ながら、写真をお見せすることは出来ませんが、そのクオリティの高さに、まだ本番用の衣装を手にしていない役者も期待が高まります。
早速、本番用の衣装を手にした役者は、「待ちきれん！」んとばかりに衣装を身に着けてみます。
本番用の衣装を身に着けた役者を目にした他の役者から「おー！」と歓声が上がる中、何故か、本番用の衣装を身に着けいじられる高橋治さん。
彼は何をしてもいじられます。そして、何故か嬉しそうにしているので、きっと彼は満足しているのでしょう。

そんなテンションの上がる中、稽古が始まります。
現在の稽古は、本読みの段階を終え、台本を持たずに動きや、段取りを確認しながらシーンを作っていく立ち稽古に入っています。
台本を持っていては分からない小道具を手にして始めて気が付くことがあったり、実際の舞台の広さを考えつつ相手役との距離感などを感じながら一つ一つのシーンを丁寧に作っていきます。
動きや段取りが決まれば、その中で自分の役をどう表現するか、役者と演出家の戦いが始まります。
自分の役にこだわりを持つ役者と、こう動いて欲しいと求める演出家との間の駆け引きは、稽古場でしか味わえない醍醐味の一つです。

まだまだ、役のイメージがつかめていない役者や、何となく方向性の見えてきた役者の差が見えてくる時期でもありますが、役者同士、また、演出家の言葉で刺激し合いながらより良い芝居を作るべく、この猛暑の中頑張っています。

衣装はもちろん、小道具や、劇中の音楽が決まっていく中で、稽古も本番に向け加速していきます。
気が付けば、舞台初日まであと１ヶ月となりました。
残り１ヶ月、最高の舞台になるように、サプリメンツ一丸となって頑張ります。

衣装はもちろん、見所満載の舞台です。
皆様、是非、劇場に足をお運びください。

さて、次の稽古場日誌は・・・、お待ちかねのあの人です！！