帰ええる理由

「帰ええる理由」　　100page fin. Position.
　この私の体に、帰るのは私であることに、気付いていた。
百年時が過ぎ、今私は、ここにいる、宇宙とは、空である。その間を流れるは、時ではなく、人である。
　そして、今思うことは、お世話になった先生方や、母、祖母、次いで、祖父や父、もう何も言えずに低頭してしまうのが、市民の方々である。
　２人の師匠には何を返そうかと思ってみたが、まだまだ、俺はやれるのだと、踏みとどまった・・・・。

　道は先々、多々ありますが、心から会いに行きたいと存じています。
　刀は捨てます。そしてわたしは、遂にあの小さな電線に止まることができるのだと、今、過ごしています。
　車は白の、ミニスポーツタイプ、二輪は、いつもの5０の黒で、サラッと、一服。多分何も変わりませんね、俺ら。まずは、ベビメタどう?アリーナか！からですね。



　　その日の夜・・・・。

苦しいときはただ待つ

自分がいなくても体は生きる。そして時間が立つと新しい自分が現れる。
優先されるべきなのは体で、自分は変わり成長していく。
神も悪魔もいるが、最後は君にとって良い、神が来る。
なんだかんだで良かったと思うはずさ。
問題は、悪い時に、待てないこと。ただ待てば良いのだ。

乗り越えること

自分が安定するまで、色々あるかもしれないが、
ある程度の年齢になって自分が確立されると、
苦しみもそこまでじゃない。
それまでは乗り越えてみよう。

苦しみも度が過ぎると

人は疲れ果て、狂いきる、あるいは悲しみきると、突然、静まり返り、安心が訪れる。

日本人が探していた価値

昔の日本人は何かを探してきた。それは豊かな衣食住だったのだろうか。
もちろんその恩恵は大きい。しかし何か変わらぬ聖なるものを求めてきたのではないだろうか。
誰かによって仕掛けられたものではなく、本当に価値あるもの。
それは確かに存在するのだ。

自己の行方

生きるのが怖い、死ぬのが怖いなど、それらがあるうちは人生の道の途中である。
すべてが完了したら、とても穏やかに生き、死ぬことができる。
必要なことは自分をしっかりつくって、この世界にこだわりすぎないこと。
自分が完成すれば、あるべきところに行くし、肉体も世界に面倒みてもらえる。

人生の道

死にたいと思うことがあるかもしれない。しかしそれは精神だ。
精神が十全に生き、燃え尽きるまで頑張ると、いなくなるときがくる。
そして肉体自体が活動を始めるのだ。
打たれても立ち上がり歩ききってみて。そしてこの世界から消えるのだ。

迷っている時の光明

迷ってしまったら、一歩引いて何も見ないことにしてみるといい。
人は必ず答えを出さないといけないと教育されてきたが、答えはわいてくる。
世界はあなたを見ているし、協力を惜しまない。君は孤独ではない。
すぐに決めつけず、迷わず動ける時まで何もしなくてもいいのだ。

苦しみはつきもの

悩み苦しむことがあると思うが、それは人間の構造上起きるのである。どんな内容にせよそれは定期的に起こってしまう。それを受け入れるか、絶対に嫌だと言うか。もし嫌なら、それは古くからいう学問なのだ。つまるところ、幸福であり続けること。道は険しいが、探す価値はある。

金で買えないものを

経済しか拠りどころが無いって本当に怖いものだ。金、パートナーがあっても足りないものがある。でもそこに至れば本当に君は完了する。死も飢えも良くなる。自分をあきらめないで！