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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

心の傷と親密感の恐れ -連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」-より

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もり あずさ(もるも)です。

今日の東京は冷蔵庫の中のような寒さでした。

そんな中、先ほどナイターテニスに行ってまいりました。

コーチが動きまくる練習をしてくれたお陰で

何とか元気に最後までプレーできました。

頑張った自分を褒めようと思います。

さて、先日の記事で「親密感の恐れ」について書きました。

本日はその続きでして

連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」の第二章の主人公

るいが抱える「親密感の恐れ」についてです。

るいは、幼い頃の事故によってできた額の傷があり

それを隠すために、前髪を眉毛にかかる長さに伸ばしています。

また母親が駐留軍の米兵と再婚して生き別れになり

戦死した父親の実家である雉真家で、裕福ではあるけれど孤独に生きてきました。

母親がるいを残して米兵と再婚したのには諸々の事情がありますが

その中でも決定打となったのが

母親と米兵と抱擁しているのを偶然見かけてしまって、ショックを受けたるいが

その後母親に対して、自分の額の傷を見せながら睨みつけ

"I hate you"

・・・と言ったことでした。



あの・・・るいちゃん・・・

幾ら何でも、貧しい時代に必死に自分を育ててくれたお母さんに対して

その言い方は無いんじゃない?

・・・と、一視聴者の私は思いましたが

そんな視聴者の声は届く訳もありません。

また、るいに限らずですが

自分が受けた心の傷のことで頭がいっぱいになっている人は

往々にして、自分も相手のことを傷つけていることに気づきません。

そんなるいは、大人になって居心地の悪い雉真家を出て

大阪に上京し、クリーニング店に住み込みで働き始めます。

そんな中、お客さんの片桐さんと意気投合してデートに出かけるのですが

映画を観終わった後、片桐さんに食事に誘われたその瞬間

なぜか強風が吹き、るいの前髪が風にまくられて

額の傷が片桐さんに見えてしまいました。

片桐さんは、一瞬驚いた表情をしたのですが

すぐに気を取り直して「えーと、何だったけな?そうだ食事だ」と

何事も無かったかのように振舞おうとします。

しかし、自分の傷を見られたことにショックを受けたるいは

別に片桐さんは何も言っていないのですが

「この傷を見られたら嫌われる」と思い込み

踵を返してその場を去ってしまいます。

これが、典型的な「親密感の恐れ」の例です。

自分が受けた傷に囚われてしまって

「相手が知ったら、きっと自分は嫌われるに違いない」

そう思い込んでしまいます。

そして、相手が本当にそのことを気にしているかどうかに関わらず

もうこれ以上傷つきたくないから

心の中でシャッターを下ろしてしまうのです。

ちなみに、相手はそのシャッターの下ろしぶりに驚いて傷つくのですが

本人は自分の傷と、嫌われる怖さから身を守ることに必死で

自分の態度が相手を傷つけていることには気が回りません。

完全に自分の殻に閉じこもってしまったるいではありますが

この後、そんなるいの心の扉を開く王子様が登場します。

続きはまた後日。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。

****
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