明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

冷たい風に吹かれても負けない「君」に憧れて -大黒摩季「あぁ」より-

今日は素敵な秋晴れでしたね。

 

これからは天気も落ち着くようで、雨続きだった10月が終わり

 

ようやく秋本番です。

 

しかし、なんとなく気分が切なくなるのは秋の定番でして・・・

 

私の心はなんとなくキューッとしています。

 

・・・決して、3連休が終わって明日から仕事だからだけでは無いと思います笑

 

この3連休、いろんなきっかけがあって

 

とあることについて、やっと自分の本当の気持ちが分かりました。

 

きっかけが無いと、自分の気持ちが分からないことってありますよね。

 

特に自分にとって大事なことは、それを正面から意識してしまうと

 

それが叶わなかった時のことが怖いので、

 

なかなかストレートに感じることができないものです。

 

でも、分かったからには、もうそこに向かって進むしかありません。

 

そんな時にぴったりの曲が大黒摩季の「あぁ」

 

タイトルに、ため息というか思わず出てしまう発語を持ってくるあたりが

 

さすがは大黒摩季だなと思います。

 

この曲は大黒摩季の中で私が一番好きな曲でして、

 

やりたいことに向かうにあたり不安を感じている主人公が

 

その不安を乗り越えてやりたいことを貫く強さを持つ「君」と対比させ

 

「あぁ、君のように〜〜したい」と、

 

君に勇気をもらいながら自分も一歩を踏み出すという

 

そういう決意を歌っています。

 

弱い自分と強い君を対比させて、強い君に憧れ、そうなるように生きて行こうという

 

対比のさせ方が見事な歌詞です。

 

そして、人間が必ず感じるあるあるな弱気感情を主人公に託すことで

人間という弱い存在を優しく包み込みます。

 

きっかけが無いと 自分では決められないことがある

何かに背中をグッと押されなきゃ

勇気も出ない時がある

 

・・・いやーー、まさにあるある!

 

私も、今回まさにこのあるあるにハマりました。

 

あるきっかけで、自分の気持ちに気づいて、決めざるを得なくなった。

 

そして、友人に背中を押されることで勇気を出した。

 

・・・そんな感じです。

 

そして、次の歌詞でさらなる「あるある」がやって来ます。

 

人はどちらにつくかで 見方が変わってしまう

あれは身を引いたのか

それとも逃げ出したのか

 

・・・アッハーーー。

 

はい、もう白旗、降参です笑

 

まぁ答えは明確でして、

 

大抵の場合は逃げ出しております

 

冒頭の自身のエピソードにも書きましたが

 

人は本当の自分の願いを認識すると、それが叶わなかった時のことを考えて

 

そこに怖れが生じます。

 

その怖れを感じるのが怖いから、もともとの願望の方を薄め始めます。

 

その状況を綺麗な言葉で言うと「身を引く」ことになり

 

生々しく言うと「逃げ出す」ことになります。

 

でも、誰しもが生の感情をそのまま感じられる勇気があるとするならば

 

自分の願望を無かったことにするのは

 

やっぱり逃げ出しているってことなんです。

 

・・・いやー、摩季姉さん、キビシーっっ。

 

だからこそ、「君」に象徴されている

 

冷たい風に吹かれても負けない、どんなに遠回りしても迷わない

 

そういう強さが憧れの対象となるのでしょう。

 

でも、主人公は最後に「諦めないで 前だけ向いて歩く」と決めます。

「寂しくても 苦しくても 何かが見えるまで」

 

こういうノリ、いかにもB'zっぽいですね。

 

さすがお互い(大黒摩季は元、ですが)Beingファミリーです。

 

そういえば、この曲の終わりの歌詞は先日触れた「GOLD」に似ています。

 

胸の奥の夢だけ抱きしめて 今夜は眠ろう

 

栄光の時を夢見て、眠りにつく。

 

そして、明日から新たな日々へと向かう。

 

私も明日から、自分の本心にしたがって日々を積み上げます。

 

いつか、私の夢が叶いますように。

(ここらへんで、BGMはB'zの「ねがい」に変わります♪)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日からも素敵な1週間を。

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