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りゅうおうのおしごと!の供御飯さんについて書いた

2018-03-22 22:47:55 | 日記
りゅうおうのおしごと!のネタバレになるんですけど、書いちゃいますね。
本当はアニメ放送が終わるまでは書かないつもりだったのですけど、何となく書きたい欲が沸いてきたので(^◇^;)

※結局、本編のアニメ最終回に関わるとこは自制心が働いて書けませんでした(^_^;)

私が今作で特に好きなキャラは供御飯万智(観戦記者としては鵠のペンネームを使っている)なので、まずは供御飯さんのことを書いていきます。

原作(コミカライズではなく白鳥先生の書かれたラノベを指します・・・あえて断りを入れる必要のないことなのですが、アニメで原作ラノベのコミカライズがあるとコミカライズを原作と称する人がけっこういるので・・・)では本編があって、その後にあとがきや本編の後日談的なエピソードが入ったあとに感想戦という見出しの短編が載って終わります。で、この感想戦ですが原則的に供御飯さんと月夜見坂さんと八一の3人で話をしていてオチ(だいたい八一がオチ担当)がくる流れになります。最新刊の8巻までこの形式は崩れていませんが、ここの説明は前提条件の確認になります。
話を戻しまして、供御飯さん=鵠さんと言うのが原作で明確にネタばらしがされたのは5巻(アニメの10~12話=八一の竜王防衛戦)の感想戦になります。
それまで鵠には読み仮名(ルビ)が付かない、序盤の方ではそもそも性別すらわからないくらい人物像描写がない、口調が違う、挿絵が付かないという、ラノベだからできる叙述トリックで目眩ましされていた状態になります。アニメではさすがにキャストも発表(供御飯万智役のみ)されていた上に鵠さんも供御飯さんと同じ千本木彩花ちゃんが声を当てていて(同一人物だから当然と言えば当然ですが・・・)、更には絵も付いてて元ネタを知らずともわかる人には同一人物が格好を変えているだけとわかる状態な上に、白鳥先生もネタばらし前提のツイートをしていたりもしてます(笑)
余談ですが、キャストとして発表されているのは供御飯万智役千本木彩花なのですけど、千本木ちゃんがクレジットされているのは登場回全て「鵠」だけなのですよね(^_^;)

と言ったところで、どんな風に登場していたのかというと、5巻まで本編では「供御飯」としては名前だけなんらかで引き合いに出される程度で感想戦で月夜見坂さんと一緒に八一をからかうお姉さんって感じでしか出てきていないです。
対して「鵠」としてはまず1巻(アニメ1~3話=あいの弟子入り)部分でアニメでも登場した神鍋歩夢六段との帝位戦で観戦記者をしています・・・が「鵠」の文字が登場したのは1回で対局終了後の観戦記の署名だけで、ここに署名があるからその前の対局に居合わせた観戦記者が鵠さんとわかる程度。この時点では供御飯さんは登場してないですし、観戦記者としか紹介されていないから初見の時は気にもしなかったですけど、後々になってわかる供御飯さんのキャラを理解してからだとすごく深い文章で観戦記の締めの言葉

『しかし記者は敢えて断言しよう。
若き竜王は完全に復活した。いや、さらにひとまわり大きく、強く、成長する途中なのだと。 (鵠)』

は、何重にも重ねられた伏線なのだと悟った時にはしてやられた感がありました。
ちなみに、感想戦でバニーガール姿で八一を悩殺して供御飯さんの登場シーンは終了です。
アニメでは供御飯さんのバニーガール姿が拝めなかったのでアニメ制作陣に対して「このロリコンどもめッ(゜Д゜)」って思いもしました・・・

2巻(アニメ4~5話=天ちゃん登場)では鵠さん登場しません(ノ∀`)
供御飯さんは本編ではちょいちょい名前が登場してますが、名前だけですね(^_^;)

3巻(アニメ6~7話=山刀伐さんとか桂香さん)になるとアニメでも登場した《両刀使い》山刀伐八段と八一の対局の観戦記者で登場します。アニメでも登場した「……山刀伐は嬉しそうに、九頭竜の初めてを受け容れた……と」発言は原作そのままです。私は確認してないのですが、どこだかの法人向け特典の公式SSで供御飯さんが妹弟子の綾乃ちゃんにBLの薄い本を勧めるネタがあるらしいので、それと合わせるとこのあたりのほのかにBL好きっぽい感じはカンの良い人なら気付けていたかも知れないですが、供御飯さん=鵠さんを知ってから読み返しても、たしかに供御飯さんらしいなぁとは思ってもここで叙述トリックに気付くには至らないよなぁと思った次第です。
供御飯さんは本編では(ry

4巻(アニメ8~9話=イカちゃん)だと更にツッコんだメタ話が盛り込まれてきて、アニメにも登場した八一と鵠さんのふたりがマイナビ予選であいと天ちゃんの対局の解説をするシーンが挙げられます。
アニメでもけっこう尺が取られていましたが、原作では多重に伏線が貼られていたシーンでもあります。箇条書きにすると
・関西在住である事(わざわざ東京へ出てきたのか?というやり取り)
・IMEのショートカット文が極端な穴熊びいき
・八一をからかう(八一は迷惑そうなそぶりを見せる)
・妹(記述としては”弟子”を省略)があいと縁があることを仄めかしている
→1巻で綾乃ちゃんが自己紹介で供御飯さんの妹弟子である事が記されている
・八一が鵠さんを並の女流棋士では太刀打ちできないほどの実力の持ち主であると評する
と言った感じです。なお、この時点ではまだ性別が明示されていないので八一が邪険に扱うところが性別誤認のミスリードになっているようにも思えます。
また、終盤の竜王戦挑戦者決定戦の中継を関西将棋会館で見ているシーンでも少し関わっていますが、ここでは他のキャラと一緒に挑決の解説に終始します。
そして、あとがきで白鳥先生が鵠さんについて少し触れます。
供御飯さんは本編ではイカちゃんが女流タイトルホルダーを列挙する形でニセモノ扱いする時に名前が挙がっただけで、登場は感想戦のみ。

5巻(アニメ10~12話=竜王戦)では飛ばしてて、序盤のハワイ行きの飛行機内で鵠さんが「現役の女子大生」という情報が飛び出して、竜王戦第一局(ハワイ)へ同行しているのでちょこちょこ名前が出てきますし、ジャブの様に八一へ精神的ダメージを与えていたりしています。その流れで登場する公式の中継BLOGの内容もあいに八一と姉弟子が原宿で(釈迦堂さん・神鍋歩夢きゅんと)研究会をやっていたことをバラしたり、公式BLOGにあいや姉弟子の年齢を記述したりしています。
アニメではカットされていましたが、第三局の終了後八一が記者の陰口で心が折れ逃げる様に会場から抜け出して駅へたどり着いた時に登場するのが鵠さん。ここのやり取りは個人的にすごく好きです。特に鵠さんの本心を知れば知るほどここでの会話が重いのです・・・アニメではカットされましたが
次に出てくるのが八一を中心に清滝一門で色々あって八一が復活したあとの、第四局の会場であるひな鶴へ向かっている特急電車の八一とあいのいちゃらぶシーンで、その様子に呆れて無言であるという描写。注釈的に「基本よく喋る」と記されるのも鵠さん=供御飯さんにたどり着くヒントのひとつだと思います。
ここもアニメではカットされていますがひな鶴に着いて対局室の検分にも同行、前夜祭では出てきませんでしたが対局が始まって観戦記者としての中継の仕事で色々と振り回されてしまいます。

・・・ここから先が供御飯さんのキャラが立ってくる良いところもあるのですけど、アニメ放送前なので自重しておきます(^_^;)

原作見返しながら読んでて今書いたらアカンだろう(´Д`)って思わざるを得なかったので自重します。
まぁ、供御飯さん=鵠さんは本筋とは絡まないしネタバレとか叙述トリックが成立しないし(ry

この先アニメの最終回放送が終わってまた書きたくなったら書いてしまおうかと思います。

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