無料弁当14個を21:30頃から知り合いのホームレスに配達。つくるのが遅れて、遅い時間になってしまった。
夕方に3日ほど前に元ホームレスのばぁちゃんが連れてきた神奈川のムテイから逃げて来た方と、区議が面談。明日、当該自治体に問い合わせ、今後のことを決める予定だったが、しばらくして本人から謝罪の連絡が入る。とある団体に連れて行かれ、「風呂にも入れた」と話す。おそらくは何らかの貧困ビジネス系か宗教法人かとは思うが……詳細不明。
夜に訪問した彼のいつもの寝床には、Aさんが寝ていた。またも違う場所に寝ていた。私がケースワーカー宛てに書いた手紙と区役所までの交通費を渡す。昨夜入浴券とタオルを渡したのに、銭湯には行っていない。足元にはパック酒が転がっており酒臭い。「また病院に行けと言われます」と彼。「何度でもやり直せるんですよ」と私。永遠に噛み合わない問答が続く。酩酊しているので会話にならない。
「弁当はもういいです。悪いです」と彼。「悪いと思うなら酒を呑まないでほしい」と伝えるが響かない。ご近所のホームレスにうるさいと言われかねないので、仕方なく切り上げて店に戻る。彼は明日、役所へは行かないだろう。余計なお世話をしているだけなのかもしれない。「いつかめぐりやで働きたいです」と言っていた彼を知っているだけに辛い。
今夜も2個余ったのでどうしようかと自転車を走らせていたら、また例のホームレスに偶然会えた。これで三夜連続。彼が以前、ゴミ箱を漁っていたのを目撃したことがある。弁当があれば、そんなことをしなくて済む。「今夜も会えましたね」ホッとした表情。喜んでもらえてよかった。
(10/10.11のTweetより 一部修正)
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