丸亀が舞台

泣ける？本シリーズ。泣ける本として紹介されていたこの本、

『孤宿の人』宮部みゆき（新人物往来社）　。

内容を知らずに読みましたが、「丸亀」がモデルです。
（ちゃんと「あとがき」に著者が明言してます。）
フィクションなので、藩の名前も少し変えてありますが、
金比羅さんの話が出てきたりします。

実在の「鳥居耀蔵」の話から素を得たそうです。
なんでも「妖怪」の異名をとっていた人物だとか。
関連本もたくさんあるようです。


時々「匙家」だの「引手」だのという、歴史上の専門用語（？）が
出てきて説明もなく、うーん、というところがありましたが、
話そのものは難しくなかったです。

で、泣けるか？　　・・・泣いてしまいました。

読んでる人だけが真実全てを知ってる、って
いうような流れがよかったです。



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